見出し画像

黒ニンニクの作り方

<はじめに>
・製造過程でなかなか強力なニンニク臭が常に発生します。ニオイを気にする必要のない場所での製造をお勧めします。我が家は一軒家だったので玄関先で製造しました。
・炊飯器を使用して製造します。炊飯器にはニンニクのニオイがこびり付いて、黒ニンニクの製造以外の用途での使用は困難になります。
・製造には、7日から10日前後の時間がかかります。

<作り方>
①ニンニクの「茎」の部分を切り取っておく。
 炊飯器にたくさんのニンニクを詰め込めるように、余分な「茎」の部分を切り取ります。

②炊飯器の釜の底に「巻きす」を設置する。
 底部に置くニンニクが焦げないようにするため設置します。
 巻きす以外にも、ケーキクーラーや陶器製の皿でもよいです。
 ただ、ケーキクーラーの場合には、錆が出るものあるので注意です。

巻きすの写真

③炊飯器の釜にチッキンペーパーを敷き詰める。
 キッチンペーパーでニンニク全体を包み込むことで、水分の過剰な蒸発を防ぎ長期発酵を可能にします。

④ニンニクを敷き詰める。
 下層部のニンニクと上層部のニンニクが互い違いになるように置くことでより多くのニンニクを入れることができるようになります。

⑤ニンニクの最上層にキッチンペーパーを被せる。
 ニンニク全体を包み込むために、蓋をするようにキッチンペーパーを被せます。

ニンニクの最上層部にキッチンペーパーを被せた状態の写真

⑥炊飯器の「保温」のスイッチを入れる。
 「保温」します。間違って「炊飯」すると失敗します。
 これから7日から10日ほど保温状態を維持します(保温期間)。炊飯器によって温度差や水分の蒸発の加減が異なるため上記のような保温日数の幅が生じます。
 ※うちの保温期間は10日でした。使用したニンニクは青森県産です。炊飯器に入るだけ詰め込みました。

⑦ニンニクの入れ替えをする。
 保温期間中、2、3日に1回、釜の中のニンニクの上下を入れ替えます。底部と上層部のニンニクに温度差があるためです。入れ替えることにより、温度を平均化します。

⑧ニンニクを乾燥させる。
 保温期間を終えたら、ニンニクを日陰かつ風通しの良い場所に1日置きます。余分な水分を飛ばすためです。

⑨召し上がれ(^^)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?