おススメマンガ~ベイビーステップ~
こんにちは!ヒロです。
今日は私がストーリーとしても、自己啓発本としても大好きな『ベイビーステップ』というマンガをご紹介したいと思います!
ちなみにアニメ化もされています^^
ベイビーステップは週刊少年マガジンに連載されていた(現在は完結)テニスをベースにした漫画なのですが、テニスに興味がなくても、主人公の考え方やテニスに取り組む姿勢がビジネスでも参考になるとして話題になった作品です。
まずは簡単なあらすじをご紹介します!
あらすじ
主人公の丸尾栄一郎は、小学生の頃から優秀で、成績がオールAでした。
栄一郎は非常に几帳面な性格で、ノートもきっちり取り、塾に通い、学級委員もし、スケジュールもきっちりしているような少年漫画の主人公ではあまりいないタイプのキャラクターです。
ある日隣のクラスの美少女、鷹崎奈津にノートを貸した際、そのノートのあまりの神経質な出来栄えから変人扱いされてしまいます。
後日、ふとした流れから南テニスクラブ(通称STC)の無料体験レッスンを訪れた栄一郎は、奈津と偶然会います。
奈津はプロを目指すテニスプレイヤーでした。彼女に触発された栄一郎は、本格的にテニスを始めることになります。
栄一郎は体力もない初心者のため、最初は小学生からも馬鹿にされてしまうのですが、優れた動体視力と記憶力を持っていました。
それだけなく、ノートでの分析と試行錯誤を繰り返し、決してあきらめることなく試合にも練習にも取り組むことによって、恐ろしいスピードで成長していきます。試合に出ると格上相手にも善戦するなど才能の片鱗を見せ、テニススクールのコーチに才能を見出されさらにテニスにのめりこんでいく、という内容です。
この漫画から学べるポイント
私自身テニスをしていたというのもあるのですが、一番この漫画が好きになった理由は栄一郎の課題に対する考え方と取り組み方でした。
栄一郎は成長していく中で、県や全国の強豪たちとの戦い敗れ、大きな壁に何度もぶつかります。しかし、その中でも今の自分から逆算してどのように取り組んでいけばより早くその強豪たちに追いつけるかを逆算し、スケジュールを立て、一つ一つ実践していきます。
ここはまさにビジネスでいうPDCAサイクルですよね。
さらに、本当に試合中に劣勢になり、心が折れそうな時であっても、決してあきらめることはなく、今の状況から自分にできることは何か?を徹底的に考え、そこから糸口を見つけ出し、試合をひっくり返すといったこともしてしまいます。
逆境の状況でこそ、投げやりになったりあきらめてしまうのではなく、一度自分の状況を整理し、自分には今何ができるか、何がベストかを冷静に考えるという事は仕事や日々の生活を過ごすうえでもとても大切ですよね。
その他の魅力
栄一郎はプロはなりたいと思うのですが、決して楽な世界ではないので安直に決められないと葛藤する場面があります。
本当にテニスを続けてプロになるのか、大学に進学してテニス関連の仕事に就くのか、理想と現実の中で悩みを抱えます。その時の向き合い方、気持ちの整理の仕方なんてものも社会人になってからもとても勉強になりました。
さらに、この漫画は栄一郎以外のキャラクターも魅力です。それぞれのキャラクターが持っているバックグラウンドや葛藤がしっかり描かれているため、主人公だけでなく相手にも感情移入できる作品です。
自分のお気に入りのキャラクターを見つけ、そのキャラの成長を見ることができるのも楽しみの一つです。
最後に
私は大好きな漫画だったので完結してしまってとても悲しかったです。
しかし、この漫画を読むと自分もこういう考え方で行動してみよう、まだやれる部分があるなと考えることができ、日々の生活や仕事に活かせる作品になっていますので、少しでも興味をもっていただけたらテニスに興味がなくても少し手に取っていただければ嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた次の記事で!!