CHAR関数について
お久しぶりのnote投稿となりました。
90日間のDATA Saber Bridge 3rdも終了し、無事にDATA Saberとなることができました。
ここからがスタートだと思い、これから頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。
(二つ名とかについては今月中にまたnote書きます(笑))
さてさて、先日このような投稿がXにて話題になっておりました。
あなたの #Tableau推し関数 教えてください!ハッシュタグをつけてXで投稿していただき、結果をVizにしたいなと思っています。理由や活用シーン、Tipsなども併せて教えていただけると嬉しいです。しめきりは2/28。投稿時のハッシュタグはこちら👇#Tableau推し関数 #TableauFavFunction
— のぞぴぴ (@nozopipi) February 10, 2025
with @antipop1 pic.twitter.com/ZojMpYRO4X
私は初noteのネタで第2回 Tableau Tips Battle 〜目指すはみんなで定時Dash!!~に出させていただいたこともあり、「PREVIOUS_VALUE」関数についてはすごく思い入れがある推し関数なのですが、それを超える推し関数かもしれない「CHAR」関数について今回は触れていこうと思います。
CHAR関数ってなんなのさ
Tableau公式にはこのように書かれています。

ようは文字列関数の1つで、ASCIIコードを引数に、文字を返してくれるという関数になります。
ここで使用できるASCIIコードは、以下になります。

使い道について
ここが推し関数たる理由にもなるのですが、CHAR(10)が便利すぎるからです!
(CHAR(32)も便利なのですが、SPACE関数というものがあるんです、、)
CHAR(10)について
CHAR(10)は改行を返してくれます。
つまり、「長い名称だと見切れてしまう、、、」といった悩みを解決してくれるんですね。
そしてCHAR(10)は、REPLACE関数と合わせることでより活躍してくれるのです!!

製品名のように、カンマ区切りや「・」区切りがあるデータなどには、RELACE関数で改行に置換してしまえば、すっきり見やすくなるわけです。
こんな使い方も、、?
個人的におすすめ(?)な使い方は、「ダッシュボードにコメントを入れる」です。
TableauダッシュボードをレポートとしてPDFに出力する、、という使い方は、ダッシュボードの良さを発揮できないものの、使い方としてはあります。
そんな時に「ダッシュボードに文章を入れたい」という悩みが出てくるかもしれません。
いちいちダッシュボードを編集してテキストコンテナをいれるのも面倒だし、、という際におすすめしたい使い方です。
それは、「パラメーター」と「CHAR(10)」の組み合わせです。

文字列のパラメーターを作成します。

2.計算フィールドを作成します
//コメントパラメータ内の'・'を改行に置き換える(先頭の空白は削除)
LTRIM(REPLACE([コメントパラメーター],'・',char(10)))
「・」があれば改行し、先頭の改行(空白)は削除する、という計算式です。改行する文字は何でも設定可能です。
今回は箇条書き想定として、先頭の「・」を取り除くために「LTRIM」関数で、最初の改行を削除しています。
みなさんも、長いテキストをなんとか表示させたいという時には「CHAR(10)」のことを思い出してあげてください。
また、CHARの便利な使い道も他にありましたら教えてください!!
この記事が参考になりましたら幸いです!
「スキ」もお待ちしております!