教壇は舞台。私は女優。
過去に教員やってた時期がある。
授業の前は、ガラスの仮面北島マヤが若草物語を演じたエピソードを思い出していた。詳細は省くけど、マヤは高熱をおして演じ通したのだ。
何故にガラスの仮面?
寝てなかったからな!しかし、テンションあげなきゃ授業できないからな!
何故に寝てなかった?
家に持ちかえりで、小論文の添削してたからな!年間延べ二百本!わかりやすく言うと、毎日二~三時就寝六時起床空き時間休み時間無し!休み時間は添削結果を生徒に解説するからな!
なので、教壇の私は女優。
いや、本当に演じてたわ。
だって、最近の子は落語も赤穂浪士も八百屋お七も、ともかく何にも知らないんだもん。
厩火事とか、ひとり小芝居。
「先生、下手な芝居をやめてください」
言われたことあったよ、マジで。
そんな女優だった私だが、<違
あんときやった授業って、何かの役に立っているかねぇ。
わからないんだよねー。
でも、直接、目に見える成果なんて、求めるもんじゃないと思うの。