桜花賞考察
先週の振り返りから。
0.0.1.1と単勝回収出来ず複勝も1.9倍と不甲斐ない予想になってしまいました。特に大阪杯はピックアップした3頭の内ポタジェが勝つという3択を外してしまったので後悔の念が強いです。クラシック戦線が始まりますが、しっかりと今月も本命馬が単複回収率100%を超えれるように予想していきますのでよろしくお願いします。
人気上位馬について
ナミュール
前走は本命。2走前に大出遅れからの馬群を嫌がりながらも鞍上の神判断で0.2秒差の4着。赤松賞は糞ハイレベル。前走は勝たなければ権利が貰えないので何がなんでも勝ちに来た。権利が欲しい=桜花賞で勝負できる馬という見方が出来ると思うが、能力は間違いなく素晴らしい。今年のハービンジャー産駒は恐ろしいかもしれない。何事もなく力を出し切れば勝ち負け出来る能力ある馬。しかし忘れてはいけない。あの大出遅れを…軸には出来ないか。
サークルオブライフ
未勝利戦のレースを見てこの馬は凄いぞ!と注目していた馬。アルテミスSでは本命にして単勝をぶち抜いた。そのままG1勝ちまでしてしまった。本当はオークスで本命予定にしているが、阪神JFで勝っているし、チューリップ賞でも新味を出して先行策でも善戦。能力は示した形に。血統的には主流型ではあるがやはり距離が伸びて良くなりそうな雰囲気。ここでも豪脚一閃を期待するのが一般的だろう。でもやはりオークスで本命を打ちたいので軸にはしない。
軸馬候補
基本的には堅い決着が例年通り。今年も上位で決まっても何らおかしくないが、軸に出来るほどの強調材料が自分の中では見出せない。
そこで他の馬を探していく。
プラス要素となるであろうポイントを持ち合わせている馬をピックアップしていく。
1400実績のある馬or短距離適正のある馬
・アネゴハダ(Fレビュー3着)
・アルーリングウェイ(万両賞前受で2着からエルフィンS快勝)
・ウォーターナビレラ(ファンタジーS1着)
・サブライムアンセム(Fレビュー1着)
・ナムラクレア(ファンタジーS.Fレビュー2着)
・ピンハイ(新馬戦1着)
・フォラブリューテ(紅梅S1着)
・ラブライユアアイズ(京王杯3着)
何故なのか?それは過去の結果からも桜花賞は速いペースで進んで速い上がりが求められる。その速いペースについていける馬がそのまま走り切ってしまう事があるからである。
阪神1600重賞実績
〜チューリップ賞〜
・ナミュール1着
・ピンハイ2着
・サークルオブライフ3着
・ウォーターナビレラ5着
〜阪神JF〜
・サークルオブライフ1着
・ラブリイユアアイズ2着
・ウォーターナビレラ3着
・ナミュール4着
・ナムラクレア5着
・ベルクレスタ6着
・アネゴハダ9着
・パーソナルハイ16着
この2つに該当していない
アリシアン・カフジテドラゴン・カランセ・クロスマジェスティ・グランスラムアスク・スターズオンアース・ビジン・プレサージュリフト・ライラック・ラズベリームース
は軸馬候補としては除外します。
2つともに該当していて、重賞で掲示板内にきている
ウォーターナビレラ
ナムラクレア
例年通りにいくならウォーターナビレラに本命を打つのが賢明に見える。前走は明らかな叩き台。フォトパドックを見ても上昇具合が分かるほど。しかし、ナムラクレアも負けていない。ウォーターナビレラとは2戦して2敗だが、阪神JFでは最内でスタートが良く中段につけれそうだったが控えて後方。荒れてる内ラチをずっと通りながら直線は包まれて追い出すまでは相当時間が掛かった。追い出されてからのスピードは目を見張るものであった。前走はスタート今一つの中またも後方から。阪神JFとは違い早々に外に出してコーナーからガシガシ追い出す。最後の直線さ大外に出されて早めに前を捕まえにいった。一時は先頭だが内で我慢していたサブライムアンセムに出し抜かれるも引き離されると思いきやむしろ差し返すくらいの勢いでもうひと伸び。勝負根性もあり馬群も気にしない。現段階の軸馬候補としてナムラクレアを推奨する。
穴馬考察
前途の通りですが、桜花賞はほぼほぼ人気決着の本命党のレースです。ですが、昨今の重賞を見れば分かる通り特に1番人気が当たり前のように馬券外に沈む事もしばしば。大阪杯然り高松宮記念然り…なんならフェブラリーSも1番人気が沈んでいますよね。人気は人が作るものではありますが、どの1番人気も強いのは強いと思いますが、不安要素はありました。重箱の隅を突くようですが、穴馬を探していきます。
気になる馬は何頭かいますが、基本的に軸馬候補のポイントに挙げた中からピックアップしていきます。
アルーリングウェイ
エルフィンS勝ち馬。新馬戦は阪神の1200で勝ち上がり。内容も3番手からなんなく抜け出して快勝。2走前の万両賞では抜群のスタートから好位少し後ろ外3位に付け4コーナーでは先頭に並びかけた。明らかな外差し追い込み決着の中早めに勝ちに行ってタイム差無しの2着。前走もまた抜群のスタートを決めて好位2番手。若干掛かり気味に見えるほどスピードを持て余していた。それでもしっかりと我慢を利かせて、4コーナーから直線で先頭へ。若干外にヨレた時に迫られたがムチを入れると再度加速して突き放した。阪神替わりもプラスで血統面からも強調材料が多い。
2列目候補。
枠順確定後 全頭評価
能力
枠順
ハラミ指数
の3つからそれぞれ5段階評価をし
15 S
12〜14 A
9〜11 B
8以下 C
と表記していこうかと思います。
1ナムラクレア
週中の考察では本命馬候補でした。能力はそこまで引けを取らないですし、フォトパドックや調教からもかなりのパワーアップが見込める1頭。最内枠は1400主戦なだけにロスなくいけるのは最高ですが、ペースが落ち着いた場合にどん詰まりになる可能性が高い…オッズよりもリスクの方が高いと思うので本命候補からは外しますが、充分に券内の可能性はあると思います。
能力4
枠順3
ハラミ指数5
A
2カフジテドラゴン
抽選通りましたが、何も強調材料は無し。これがくるようなら予想の根底を変えなければいけませんね。消し。
能力1
枠順5
ハラミ指数1
C
3アルーリングウェイ
穴馬考察にてピックアップした馬。この馬は強いと思います。牡馬相手にもしっかりと走ってきた馬。枠順は良いが並び的に逃げる可能性のある2頭に挟まれてるのでそこが少し不安か?スタートセンスも良いので、後は当日のトラックバイアスを確認したら本命までありえるか?
能力4
枠順5
ハラミ指数5
A
4パーソナルハイ
前走出遅れてもなお強い競馬をしていた。好走条件としてはハナだろう。後はペースとトラックバイアス次第。
能力3
枠順5
ハラミ指数3
B
5ピンハイ
根性があるし能力も見劣りはしないが、ここを目指してきたのか?と言われるとなんとも…馬体重も気になるので、ワンチャンはあるかな。
能力3
枠順4
ハラミ指数2
B
6ウォーターナビレラ
本命候補の1頭でしたが、素晴らしい枠に仕上がりも◎。ここがメイチなのは明白。軸筆頭。
能力4
枠順5
ハラミ指数5
A
7サブライムアンセム
前走がメイチでしょう。好走する下地はあれど、ハッキリと使い過ぎ。1400ならトップクラスだがマイルで前走のようにキレるか?
能力4
枠順3
ハラミ指数1
C
8スターズオンアース
未勝利勝ち以外のレースが不運にも全て重賞級とあたってしまった。阪神の川田騎手。侮れないかもしれないが重賞にはワンパンチ不足。騎手の腕でどこまでカバー出来るか。
能力3
枠順3
ハラミ指数3
B
9クロスマジェスティ
中山専用機。前走は素晴らしいレースだったが、ここで大敗して中山戻りで本命にしたい。
能力3
枠順3
ハラミ指数2
C
10ライラック
狙いたくなる要素はまあまあ揃ってる。福永騎手の強い馬の後ろを確保する能力は素晴らしく、鞍上強化とみている。不安はやはり関東馬というところか。
能力4
枠順3
ハラミ指数3
B
11ラブリイユアアイズ
G1の2着馬がこの人気ですか。フロッグだと思われてるのかもしれませんが、打点は高いと思います。関東馬ですが、前走阪神走らせてそこからここを目標にしているので、好勝負に期待。
能力4
枠順3
ハラミ指数4
B
12ベルクレスタ
初めてここまで人気を落としましたね。枠順がもっと内なら評価はすこぶる高くなったのですが…JFでは大外枠がだめでしたが、そこまで悪くない6着。アルテミスSのような競馬をしてくれれば全然あると思います。
能力4
枠順2
ハラミ指数5
13ラズベリームース
能力は打点高いと思います。このメンバーに入ると決めて不足。
能力4
枠順2
ハラミ指数3
B
14プレサージュリフト
1番不気味で1番評価しにくい。出遅れ癖のある馬だが決め手は2強と変わらないくらいか?初関西が気になる。
能力4
枠順4
ハラミ指数3
B
15アネゴハダ
無理です。
能力3
枠順1
ハラミ指数1
C
16サークルオブライフ
阪神JFの再現をするだけ。しかし、調教で手前替えをしなかったように見える点が気になる。
能力5
枠順5
ハラミ指数4
A
17フォラブリューテ
ルメールは石油ない国には興味がなくなってしまったのか…?新馬戦上がり33.0は伊達じゃない。
能力4
枠順4
ハラミ指数4
A
18ナミュール
最大限に走り切れればこの中では抜けている。
何事もなくこれるならば…この枠は最高ではないか。トラックバイアスだけが気になる。
能力5
枠順5
ハラミ指数5
S
桜花賞最終結論
◎6ウォーターナビレラ
逆算されて桜花賞をメイチで、前走も素晴らしい叩き台。馬体が黒光りしていて体調もスコブルに良い。馬場もこの馬に向くと思うし、枠順も最高。人気馬の中では最も前に居るので目標にされるだろうが、持ち前の長く使える脚で粘り通せるだけの物があるはず。
◯11ラブリイユアアイズ
この馬もまた明確に桜花賞をメイチにしてきた。阪神JFでは-10キロに減らしながらも前目の位置に付けながら最後は内を突いて◎を交わして2着。そこからしっかりと成長を促して抜群の調教をこなしながらも最終追い切り後馬体重で+24キロ。輸送はあるが前走で経験してるのは大きい。◎をしっかりとマークしながら走れるだろうし、波に乗ってる推しメン坂井流星君。
▲1ナムラクレア
最内枠がどっちに転ぶのか分からないので評価は下げた感じ。1400も短いが1600も長いかと思うから経済コースを回れるのはプラス。後はスローにはならないと思うが、逃げ馬候補2頭は明らかに能力不足で下がってくるだろうから馬群が凝縮して際に捌いてこれるかどうか…モタつけば後ろに差されるだろう。騎手の手腕が問われる。
△3アルーリングウェイ
スタート抜群だがテンはない馬。好位後ろの集団に入ると思われる。長く使える良い脚はあるので、◎◯を目標に。
△12ベルクレスタ
アルテミスSのような前目の位置につけて一瞬の脚を使えれば…このオッズは流石に美味しいか
⭐︎サブライムアンセム
⭐︎サークルオブライフ
⭐︎ナミュール
⭐︎スターズオンアース
⭐︎ラズベリームース
3連系でぶち当てたい!という方は⭐︎まで確実に手を広げた方が良いです。◎から印全部に3連複1頭軸で流しても3強で決まる以外はガミはありません。そのオッズが示す通り今年の桜花賞は相当難しく、またオッズ妙味があると思っています。
オススメは3連複1頭軸流しです。
破壊力を求める方は、◎から◯▲△△へ馬連4点。合成オッズで14.5倍。ワイドでも全てが10倍超えてます。
消し馬数頭に付いても少し触れます。
プレサージュリフト
能力だけで言えば突き抜ける可能性もあると思っています。ナミュールを超える事もあるかもしれません。ただ、不安要素が多すぎる。初の関西輸送。大味な競馬。スタートセンス✖️。ナミュールとは違ってラストの直線で捌ける程の操縦性がないと思っているので、ここは思い切って切ります。
ライラック
プレサージュリフトとおんなじく輸送があるので、初輸送では無くてもやはり輸送は✖️な馬だと思ってます。前走見せたパフォーマンスはいつか重賞は取れる器だと思いました。今回ではないでしょうね。
フォラブリューテ
いくらルメールといえど素直に能力不足だと思います。120点の騎乗をしてようやく掲示板の馬かなと。
以上となりますが、本当に長くダラダラとした記事になりましたが沢山の方に見ていただきありがとうございました。
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