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新レギュレーション ウッウロボ型ミュウVMAXデッキ

※スターバースリスト発表前の構築になりますが、参考までにお読みいただけると幸いです。

こんにちは。
3ヶ月ほど前にウッウロボ型ミュウVMAXの記事を書きました。バナピーです。

当時は100円だったウッウロボも今では7000円を超える高価なカードになってしまいました。

ハイパーボールやバトルVIPパスの登場によりグッズのみで安定してポケモンを展開できるようになり、当時よりもウッウロボが評価されていることや、Cレギュレーションが落ちた海外環境で採用されていることが高騰の要因だと思います。

ゲノセクトの縦引きで引ける確率よりもウッウロボのコイントス50%の方が確率が高く感じてしまうコイントス依存症なので今回もウッウロボを採用したミュウVMAXデッキを紹介します。

ウッウロボを入れるくらいならクラハンで、キャッチャーでという意見がちらほらあるのですが、用途が全く違うと思っています。

◆前置き


1月14日からCレギュレーションが落ち、新環境が始まります。

年末年始、ポケカバーサーカーになりババロコで新環境を無限に練習しました。

様々なデッキと対戦しましたが

ミュウVMAX
雪道を貼れるデッキ
弱点を突ける悪デッキ
耐久力のあるデッキ
好火力が出るヒエクデッキ

これらが非常に強力なデッキタイプだと感じました。
練習に付き合ってくれた方々ありがとうございます。

今回はレギュ落ち後のミュウについて、自分の中のまとめも兼ねてレシピを記載していきます。
ミュウVMAXは後攻から強力な技を使用し、サイドを取ることもできるデッキのためかなり評価が高いです。

今後発表されるカードによって大きく構築が変わる可能性がありますが、少しでも参考になれば幸いです。

◆レギュ落ちの影響と対策

レギュレーション落ちの影響を受ける主なCマークのカードと対策についてまとめていきます。

1.ウィークガードエネルギー

今まで以上に弱点対面への回答が必要になります。

ムゲンダイナVMAX
ゲンガーVMAX
一撃ウーラオスブラッキーなど。


2.混沌のうねり、マーシャドー

頂の雪道への回答
サンダース
トゲキッス
連撃インテレオンデッキなど。


また、レギュ落ちとは直接関係はありませんが、今後数が増えるであろう

3.ミラー戦、特に後攻の際の明確なプラン

これら3点を考えながらデッキを作成していきました。

それぞれの対策について記載していきます。



1.弱点対面への対策

様々な悪タイプが存在しますが、今回はVMAXを主軸とするデッキについて考察しています。

初めは鋼軸にし、ゲノセクトでも殴れるようにする事を考えましたが、トキワの森レギュ落ちによるメタルソーサーの使いにくさ、手札にダブつくエネルギーとメタルソーサーにより、後1メロディアスエコーの確率が下がってしまいました。

そんな中、ダブルターボエネルギーが登場し、鋼軸にしなくても弱点対面とも戦える事がわかりました。
鋼軸ではなく超エネルギーとダブルターボを採用した構築に戻してデッキを考えました。


先攻の場合はメロエッタに手張りし、3.4回攻撃をしてサイドを取り切ることを意識します。

先1の盤面


後攻の場合もメロエッタを2匹育てながらメロディアスエコーをすることでしっかりと勝つことができます。
相手のデルビルを倒す際はメロディアスエコーで210を出す必要がないため、盤面のフュージョンエネルギーを2枚に抑え、次のターンのブラッキーを倒せるようにしておくのがおすすめです。

後1の盤面

状況に応じでVMAXをワンパンする必要もありますが、今回の構築に関してはそれを意識したカードも採用しています。ブラッキーやゲンガーはダメカンが乗っている事が多く、意外にもワンパンを狙う事が可能です。

しかしながら、相手がVMAXを出さないプランを取る場合は相手にサイドを1-3-2で取られないよう、ミュウVを進化させない等のプレイが必要になります。
ポケカ進研ゼミスターバース講座を受講して無限に練習していきましょう。



2.頂への雪道への対策


これは単純に

スタジアム現物を増やす
スタジアムをサーチするカードを採用する
スタジアムをトップに固定できる可能性のあるスマホロトムを採用する
バケッチャを採用する

こちらの5点が対策となります。

スタジアムをサーチできるカードとしてはピオニーがありますが、どの状況でも50%の確率で好きなカードに変わり、スタジアム以外をサーチする使用方法としても有効、尚且つフル投入しても邪魔にならないウッウロボを採用しました。
ピオニーを多投することで雪道対策やタブレット連打など強いシーンもありますが、ゲノセクトの特性を活かせなくなること、リソースを切ってしまうことを考え、無理なく4枚採用可能なウッウロボに軍配が上がりました。

この文章読んで「表が出る前提!?」と感じた方はウッウロボは採用しない方がいいと思います。


スタジアムをトップに固定するカードはスマホロトムになります。
少しでも山からスタジアムにアクセスできる可能性に繋げます。
相手が雪道を貼ることを予想し、あえてトップにスタジアムを固定したまま番を返すことで雪道マリィ対策にもなりました。
それを見越して相手が手札干渉にマリィではなくジャッジマンを採用してくると考えると怖いですが。

バケッチャについてはスタート時のリスク、出した時のみという限定的な使い方のため採用を見送りました。回収ネットが無理なく積めるデッキなら強いのかもしれません。


3.ミュウVMAXミラーの後攻時のプランについて

サイドプラン2-2-2による圧倒的な先攻ゲームかと思いきや、後1メロディアスエコーで先にサイドを取れた場合は残りの攻撃回数が2回となり後攻側が有利になる場合があります。

後攻から相手のゲノセクトやミュウを倒した場合はサイドプラン2-2-2とイージーウィンですが、相手がメロエッタをバトル場に出してエンドした場合はあなぬけのひもを使用し後ろのVを呼びながらメロディアスエコーする、もしくは前のメロエッタを倒し、残りの2ターンのどちらかでサイドを3枚取るターンを作る必要があります。

後1サイドを1枚取る
先2 サイドを2枚取られる
後2 サイドを3枚取る
先3 サイドを2枚取られる
後3 サイドを2枚取る 先に合計6枚取得


このようにミュウミラーは最速3ターンで試合が終わるため、後攻側が後1でサイドを1枚しか取ることができなかった場合はサイドを3枚取れるプランを設ける必要がありました。

これらのことを踏まえ、悪対面、ミラー対面後攻時に相手のVMAXをワンパンすることの重要さに気付き、デッキを作成しました。


ここからはデッキレシピと各カードの採用理由について詳しく記載していきます。

◆デッキレシピ

デッキコード[Dx888c-59CBWy-x8ccYY]

※ダブル無色エネルギーはダブルターボエネルギーになります。
※げんきのハチマキはスターバース収録のこだわりベルトに変更となります。

既存のデッキと大きく違う点としてはダンデを採用している点だと思います。

先述した通り、相手のVMAXをワンパンする必要がある対面が多くなりますが、既存の構築で採用されているカードだと

パワータブレットを全て使用する

古の墓地を採用し、後1に必ず貼りつつ、相手がスタジアムを持っていない事をお祈りしながら手張りしてもらい、次の自分のターンにタブレットを3枚使用する

というかなり厳しい条件下になります。

古の墓地に関してはミラーで活躍せず、不確定要素であったため、パワータブレットの5枚目としてダンデを採用してみました。

こだわりベルトも含め6枚採用しているカードのうち4枚を使用することで相手のミュウVMAXをワンパンすることができます。

相変わらず厳しい条件ではありますが、後2はボスの指令からダブルターボエネルギーを手張りしながらサイドを2枚取り、最後のターンに薄い山からカードを引き切るプランを取ることもあります。

ウッウロボによる上振れとスマホロトムの性能をフル活用することで可能になりました。




ここからは詳しい採用理由を記載していきます。

◆採用カード

《ポケモン 12枚》
ミュウライン 3枚 3枚
最低枚数採用しました。
ヒエク対面はミュウV3匹目を場に出し、サイコジャンプを使用することもあるため安易にコストとして切ることはできません。

ゲノセクト 4枚
ゲノセクトって虫?ロボット?なんなんでしょうかこのポケモン。

メロエッタ 2枚
メロエッタは悪対面で2匹使用する試合があるため必ず2枚採用しています。むしろ3枚目か釣竿やキャリーなどの回収カードを採用して確実に2枚使用できるようにしたいレベルです。

《グッズ 31枚》
ハイパーボール 4枚
クイックボール 4枚
バトルVIPパス 4枚
パワータブレット 4枚

こちらミュウグッズ四天王の方々です。

ウッウロボ 4枚
必要パーツはウッウロボで揃えることが多いので4枚フルで採用しています。
先攻時、ボールがない中でこのカードでバトルVIPパスをサーチできた事が何度あったことでしょう。
ウッウロボをむやみやたらに使用せず、温存するプレイを意識することもあります。

スマホロトム 3枚
前述したように、スタジアム固定による雪道マリィへの対応ができます。
ただ、このカードだけでは初動にはならないため3枚にしています。

霧の水晶 2枚
他のボールもあるため2枚のみ採用しています。

ポケモン入れ替え 2枚
先日の大会でゲノセクトが2ターン逃がせず水連撃ウーラオスにボコボコにされ負けた試合がありました。入れ替え札は甘えず合計4枚採用します。

あなぬけのヒモ 2枚
後攻時前のヒエクを下げVを呼べる上振れカードです。

ともだちてちょう 1枚
カミツレやダンデを2回使用する場面やボス3回目を狙いやすくします。サポートの現物ではなくウッウロボとのシナジーもあるともだちてちょうを採用しました。
このカードが山にあることで雑にサポートをコストにできるため、個人的には評価が高いカードです。

げんきのハチマキ 1枚 

※スターバースの収録リストが公開されました。


こだわりベルトの登場により、今まで以上にミュウVMAXの打点が上がるようになりました。
げんきのハチマキを採用していましたが、ここはこだわりベルトに変更することにします。

(タブレットorダンデ)計3回+ベルトで330
ムゲンダイナ以外のVMAXワンパン

(タブレットorダンデ)計2回+ベルトで300
アルセウスVSTAR
サンダースVMAXワンパン

(タブレットorダンデ)計1回+ベルトで270
ハードコートジュラルドン
タフネススイクンワンパン

ベルトで240
アルセウスV
ザシアンV
ガラルファイヤーV
ムゲンダイナV ワンパン

ダブルターボエネルギーがついていても220ダメージが出ます。

見れる範囲が広すぎるため採用。



《サポート 6枚》
カミツレのきらめき 3枚
多分4枚入れた方が強い気がします。そこをウッウロボで誤魔化しているのですが、今のところ3枚でもなんとかなっています。一生悩みそうです。

ボスの指令 2枚
構築上前を倒すことを意識しています。ダンデのターンに前の3枚を取ることを考えるとボスは最低2回、先攻時でも3回。手帳もあるためこの枚数となっています。

ダンデ 1枚
前述した通り、VMAXをワンパンするプラン用に採用しています。サイドを1-2-3で取る試合で有効なカードでした。
また、スターバース環境ではアルセウスVSTARを2匹を相手にする場面も多く、タブレット4枚では足りない試合があったため、非常に強力なカードと感じました。
手帳で戻すことにより、合計6回タブレットが使用できることになるため、マント付きのスイクン3匹にも対応できる試合がありました。


《スタジアム 3枚》
トレーニングコート 2枚
基本エネを回収し、ジュラルドンVMAXのクラハンをケアします。このカードがないとジュラルドンで詰みます。
このカードを採用する事でエネルギー枚数が増え、エネ破壊に対しても強くなるため使い勝手はよかったです。

ローズタワー 1枚
トレーニングコート以外のスタジアムの中で一番汎用性が高かったため採用しました。
スマホロトムでカミツレを固定し、フュージョンエネルギーを引きたくない状況で使用するローズタワーは強すぎました。

《エネルギー 8枚》
フュージョンエネルギー 4枚
サイトに落ちないで欲しいカードNo.1
盤面に4枚つくと280ダメージを連打するとんでもないミュウVMAXが爆誕します。

ダブルターボエネルギー 2枚
弱点対面の場合、最後のミュウのエネルギーなくなるためダブルターボエネルギーが必要になります。
また、ボスの指令からゲノセクトを呼ばれ縛られる際やクワガノンVのパラライズボルトなどに対しても手張りで逃がせるようになる点は評価が高いです。
ミュウVMAXを2匹用意し、ミュウVを置くことでサイコジャンプによる無限ループも可能になります。

基本超エネルギー 2枚
ジュラルドン対面で2枚必要です。
フュージョンエネルギーを温存したい時の140点メロディアスエコーを使用する際にも貼ることが多いです。

以上が採用カードとその理由になります。
次に採用を見送ったカードについて記載していきます。

◆不採用カードについて

正直なところ、ここに挙げるカードはどれも強力なためガンガン試していきたいカードです。
不採用となりましたが環境や考え方次第では採用したいカードになります。

(以前の記事でメロエッタはご都合カードと評価し、恥ずかしい思いをした経験から、むやみやたらにカードを否定することを辞めました。)

《ポケモン》
ネオラントV
なぜかネオラントVがなくてもやりたい事が出来ているため採用していませんが、多分運がいいだけだと思います。
序盤はフュージョンエネルギーを引く前にカミツレをサーチでき、中盤以降はボスの指令になることカードが弱い理由はありません。どこかのカードを削りながら調整したいと思います。

オドリドリ
このカードがあることでゲノセクトVのHPが210になります。ブラッキーVに一撃エネルギーを3枚要求させることやアルセウスVSTARのトリニティノヴァ200ダメージ(ダブルターボ無し、基本エネのみの場合)を耐えられるようになる点は非常に強力でした。

ヒエク対面やミラー戦でもミュウVMAXを330にすることで要求を上げる事が出来ましたが、環境を見て採用を検討したいと思います。

ラティアス
VSTARに無力、サイドが取れない、黒馬減るならいらないのでは。という考えで抜いています。

《グッズ》
すり替えカップ
フュージョンエネルギーをデッキに戻す役割や温存したいカードを山に残すために重宝するカードですが、初動の安定には繋がらないカードのため採用を見送りました。

ツールジャマー
水連撃ウーラオスの望遠スコープ、スイクンやエンテイ等のタフネスマントをケアするカードです。環境を見て採用していいと思います。

《サポート》
ピオニー
トレーナーズを2枚確定サーチでき優秀ですが、リソースを切ることやサポートが嵩張る事を考え不採用としました。
ハイパーボールが出る前の環境でよくあった手札でダブったカードを捨てる意味についてはハイパーボールがしっかりと解決してくれています。

マリィ
このカードはヒエクと対戦した際に欲しいカードです。手札干渉がなさすぎてサイドを取られてしまうと捲りにくくなってしまいます。相手側もミュウには干渉札がないということをある程度予想したプレイをしてくるため、1.2枚採用してみるのも良いと思っています。

《スタジアム》
結晶の洞窟

ゲノセクトを回復する事によりサンダースなどのバラマキデッキの対策になります。
正直フリーで一度も活躍しておらず、むしろジュラルドン対面で貼り替えが出来ず困りました。
環境にサンダースが増えた際に検討したいと思います。

悪の塔
4枚採用し、ダブった際はドローに繋げるという構築も見られますが、ジュラルドン対面やイベルタルの破壊の叫び、クラッシュハンマーなどのエネルギー破壊に強くなれるトレーニングコートを優先して採用した結果、不採用となっています。

◆苦手なデッキについて

どのデッキに対してもある程度戦えるミュウVMAXですが、見ての通りリセットスタンプはレギュ落ちし、マリィやオドリドリも採用していないため、テンタクルなどの高火力が出るヒエク対面に関しては不利です。

また、ヒエクガラルファイヤーを採用した裏工作型のデッキに対しても弱点を突かれ続けサイドレースが間に合わず負けやすいです。
裏工作やチラチーノラインを潰す事だけを意識して相手の要求をあげていきたいです。

アルセウスジュラルドン
ジュラルドンザシアン
特殊エネルギーが効かないジュラルドンについてはダイミラクルで対応する、もしくはVに対し速攻でテクノバスターを当てておく必要があり、盤面が完成したジュラルドンを相手にするのは厳しいと感じました。超エネルギーのみのミュウを作り戦っていきます。

雪道4投入デッキ
サンダース
連撃インテレオン
先攻1ターン目に雑に貼られる雪道で凍え死ぬ事があります。もう少し申し訳なさそうに貼ってほしいです。
盤面がある程度完成した状態であれば戦える事が多いですが先に雪道を貼られ、こちらが展開が出来ない試合は間に合わなくなり厳しかったです。

苦手な対面もありますが、そこをデッキパワーと上振れで薙ぎ倒していくのがミュウVMAXの強みです。
練習を重ねてプレイングや新しい学びを得て行きたいと思います。

◆終わりに

新環境が始まる前は無限にデッキを考えられるので楽しいですね。

ミュウVMAXデッキに関してもこの構築が正解というわけではなく、ウッウロボを採用しない構築もあり、構築の幅の広さがあるデッキのため無限に調整する事ができます。

今後はアルセウスVSTARのスターバースにより日の目を見なかったカードたちも評価され、構築力や知識が問われてくると思います。
いろいろなカードを探し、より環境に合った構築を組んでいければと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。


※ふなむし様の一人回しツールを使用して画像を作成させていただきました。
ありがとうございました。いつもお世話になっています。みなさんも使ってみてください。


◆宣伝

ここからは自主大会の宣伝になります。
知人のKARASUくんが2月に自主大会を開催します。

第一回は私も参加しましたが、景品も豪華、会場も広く綺麗で楽しい大会でした。

サブトナメの優勝商品にまさかのイーブイヒーローズのスペシャルセットがあり、本戦3位だった自分のチーム景品は3BOXだったので嬉しい反面羨ましさを感じた記憶があります。
とにかくそれくらい豪華でした。

2月5日土曜日
埼玉県 JR与野駅より徒歩10分だそうです。
興味のある方は是非参加してみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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