指原莉乃のことを簡単にさっしーなどと呼べなくなってしまった

きっかけはとても単純なことだった。
趣味の絵を描いている時のBGMにはラジオを聴くことが多い。
でもその時、聴きたいラジオがすべて聴き終わってしまっていたらYouTubeを見ずに音だけのコンテンツとしてBGMにすることがある。
(1年半ほど前YouTube Premiumの無料体験をした時、使い心地のよさにそのまま有料会員になった。バックグラウンド、オフライン、本当お世話になってます)

特によくするのが最初だけおすすめに出てくるMVを押して、あとは自動再生にして自分のYouTubeのセンスに任せる方法だ。
好きな曲が流れると気分が上がるし、知らない曲が流れても、知らない曲というのはBGMにちょうど良い。

そんな時、流れてきた可愛らしい女の子のユニゾンの歌声。
日向坂46のファンなのでMVはよく見ているし、たまにBuono!なども聴くことがあるのでおすすめに女性アイドルが出てくることに何ら違和感はない。
その曲が
・単純にとても好みの曲
・みんな声が特徴があってつい聴いてしまう
曲だった。

=LOVEの「The 5th」 だった。


グループの名前とプロデューサーが誰なのかと齊藤なぎささんのお名前だけ知っていた。

本当に曲が好みなのと、1人、特に好きな歌声の方がいたので、それからYouTube Musicで1st アルバムを聴きながら絵を描いた。
その後も1週間程度は映像を全く見ずに、音だけで=LOVEを聴いていた。
(この後、映像を見た瞬間に1番好みだった歌声の方がお顔、ダンス、性格もドストライクだったのですぐに落ちた。野口衣織さんです)
そして曲を聴いていてふと思った。

「いや、歌詞良すぎるな???」


最初に僕の琴線に触れたのは「ズルいよ ズルいね」という曲の歌詞だった。

「不幸になってほしいなんて思ってないよ。だから…」
 幸せにはならないで

震えた。こんなに矛盾していながら、曲の世界観、曲調、このパートを歌っている方達の歌声。全てが完璧だった。
失恋ソングはめちゃめちゃ大きく分けると両極端だと思っていた。

苦しいけど幸せになってね or 私以外の誰かと幸せになるのが許せない

の2つだ。
この曲は後者に当てはまるだろうけど、たった一言セリフが入るだけでここまで印象が変わるのか!と本当に驚いた。
そして「だから」が入るだけで切なさが何倍増もしているし、この3文字だけでこの曲の主人公が自分の矛盾した気持ちに気づいているということも、嫌なほど相手の彼のことを思っていることも聴き手側にバシバシ伝えてきていてビビった。

この他にも=LOVE、≠ME の色んな曲の歌詞や音、歌声についてたくさん書きたいことはある。
人間なので曲の好みはあるけども、=LOVE、≠ME の曲は全曲何となく分かるほどは聴いた、というか音楽を聴く時は最近は=LOVE、≠ME の曲を聴くことが圧倒的に多い。好きな曲が増えていくばかりだ。

また次の機会に他の曲についても書きたい。

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