見出し画像

BANANATRIP JAPAN BEST(後半)

前半はこちら

深夜2時。まだいける、もういけない?ぼちぼち眠い!
日本人縛りのベストプレイリストの曲解説、後半戦いってみよう。

引き続き、音楽的な言葉をあまり使わないように気を付けていきたい。

大物からスタート。

M-14は宇多田ヒカルのToo Proud。『初恋』を通して聴いたときから一番のお気に入り。先日のライブ観てさらに好きになった。
音源だと外人の男性がラップしているパートがある。ライブでこの曲のイントロが鳴り始め、ラップの部分どうするのだろう?と思っていたら、なんと宇多田ヒカルがラップし始めた!
ラップの内容はオリジナルで日本語。しかも今流行っている「トラップ」というスタイルで、もうめちゃくちゃにかっこよかったのだ。
撮影OKだからYouTubeにも上がってる。けどこれじゃ5%も伝わらないなあ。あのバージョンで音源化してくれ~!

M-17はFriday Night Plans。僕としては2018年イチオシのニューカマー。オシャレな友達と差をつけたいあなた!オシャレな音楽聴いてるからって別にオシャレなわけではないと思うぞ。
でも部屋でずっと流しておきたいことに違いない。居心地の良さを提供してくれてかつ、じっと耳を澄ませても洗練された揺るぎない音だけ鳴っているのが分かる。
アーティスト名の通り、ただし聴くのは夜に限る。朝日の差し込む部屋で聴いたら簡単に時差ボケ体験できそう。

M-18はiriのCome Away。iriは2018年に出した作品が全部良かったから、どの曲を入れるか悩んだ。頭の中で一番繰り返し鳴っていたこの曲をチョイス。iriについてはちょっと真面目に書きたいな。
彼女は1曲の中でR&Bとラップを縦横無尽に移動する。でも全然安っぽくならない。このちょっとハスキーで儚さを帯びた声質と、芯の通った歌唱表現力。
そして表現している音楽がきちんと血に通っているのも分かるし、別にジャンルが何がどうとか分けて考える必要すらない。

M-21はDos Monos『in 20XX』。いま一番注目しているヒップホップユニット。この曲は12/21に配信されて、嬉々としてプレイリストに追加した。時代感の分からなさがそこはかとなく不気味なんだけど、そこから同時に感じるのはなぜだろう、ポップさなんだよな。
先に公開されていたミュージックビデオも全体的に世界観がキモい。しかしそれが最高。キモいもの見たさで何回も再生した。
これに対して誉め言葉として「クールだね!」って使っていいのかな?なんか違う気がする。「うへぇ、気持ち悪いな!」と言いながら何回も再生していきたい。

M-22、chelmicoの『BANANA』。バナナトリップに強いアイデンティティを持った2018年。そんな一大ムーヴメントの中でのこの曲のリリースは「これ、幣バナナの曲だ~!!」となる。
・・僕は一体何を言っているのだろう?でも、「バナナ」と繰り返されるサビで心が高鳴るのは確かなんだ。あと2017年リリースだけど『ずるいね』が大好きでnoteの記事にも書いた

M-24はshowmore『circus』。YouTubeってたまに、「なんかたぶんこれケーイチ好きそう・・」みたいなやつをトップ画面に出してくる。それが知らない音楽だったらすべてチェックするのだが、showmoreはそういう風にして知った。
ここまで「オトナ」な雰囲気を全面に出してきて、それこそがshowmoreである、みたいな感じで活動しているのはすごい。ライブ観たらイメージ通りすぎた。僕にとっては、やっぱり完全に夜の音楽。

M-26はPerfumeのEveryday。サビの多幸感が大好きで、ライブでみたときも楽しく自由に踊れた。
サビで歌詞らしい歌詞をほとんどなくすって、日本だとなかなか思い切らないとできないはず。Future Popはアルバムごと好き。
こうやって文字を打っているだけでも、心の底から「ああーーーーっ!!!Perfume!!ありがとうーーー!!!!」という気持ちが無限に湧き上がってくる。

最後のM-27はDAOKOのNICE TRIP。chelmicoのBANANAを入れたんなら、バナナトリップ的にはやっぱりこれも入れなきゃね!
「最初の一歩が最高のトリップ 思い出すために新しいトリップ」という歌い出しでもう、自分のことじゃんと思える。
途中にどんどん沼にはまっていくみたいなパートのあと、何事もなかったかのように元に戻るわけわかんない感じも好きだなあ。

というわけで、好きな曲をどう好いてるかについて書くのは楽しい。いやー今年も色々聴いたなあ。来年はどんな素晴らしい出会いがあるのか、期待に胸膨らませて今日のところはとりあえずもう寝ろ!(2時過ぎた!)

いいなと思ったら応援しよう!

keiichi
有料記事の収益やいただいたサポートは、ライブイベント大車輪に関わる運営費の足しにさせてもらいます。