クリスマス色の私

あーあ、またこの時期がきてしもた。かなんなあ...

ポインセチアのポン太です。    いやね、僕、出身がメキシコのサバンナでホント言うと寒いの苦手な熱帯植物なんですわ。メキシコの原住民が僕の白い樹液で解毒薬作ってるうちは、まあ未だ良かったんですけど、どうもこの赤色と緑色のコントラストがあかんかったみたいで、今やクリスマスのこの寒い時期に引っ張りだこで、まあ、人気があるのは悪い気せえへんのですけど。

こんだけ寒なってくると、なんや色々人生について考えますねん。この時期、寂しい人もあれこれ考えてしまうんとちゃうかなあ。

ほら、通常自殺未遂で救急車で運ばれてきた患者さんに対してお医者さんは、本人が死にたいって言うたかて命を救わなあきまへんやろ? それほど、命は尊いもんで、生命の尊厳っちゅうもんやと思います。

よく、死期を悟った象が「象の墓場」に行くって言われてますけど、ゾウさん仲間が死んだらちゃんと土や草をかけて埋葬しはるらしいですわ。そのうえ、その後も何年もその場所にお墓参りまで行かはるみたいで、ほんま頭下がりますわ。

きょうび、他人さんに危害を加えたりせえへん限り何してもええっちゅう徹底した自由主義の考え方、「リバタニズム」っちゅうのがあるらしくて、自分自身への危害やったら自由の範囲内やって言うんやから。

まあ、相手にとってええことは、無理矢理押し付けて、相手にとって悪いことは、強制的にやめさせる「パターナリズム」も全て賛成っちゅうわけにはいきませんけどな。

まあ、植物の僕が言うのもなんやけど、人間はこの世界で動物の一員として生きてるにもかかわらず自分達が一番上やと、思い込んでんのとちがうやろか。そんで、全ての生き物に対する価値基準も人間様が出来ることが大前提や。

よう、金○マの小さい奴って言うけど、思春期が始まる頃はアーモンドチョコレートぐらいの玉が大人になったら親指と人差し指で作った輪っか位まで大きなったぐらいでもう人生に全てOKサイン出しとるようではあきまへんで!

自ら「問い」を作り出す力こそが物事の創造性やオリジナリテイーと深い相関関係があるんやから、一人でおる時間が増えたこの時期、あんまり深刻にならん程度にいろいろ考えてや。

ほな、メリークリスマス!                                  ふあ、ふあ、ファクショーン!!  あかん、風邪引いてしもたみたい...



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バナナ
なんと、ありがたいことでしょう。あなたの、優しいお心に感謝