小悪魔女子ナンバー8

「思わせぶり」な、右上8番です!

「さりげないボデイタッチがうまい」左上8番です。

「誉め上手」とは、あたしのことよ、右下8番デース!

「ツンデレ」って言われたらそうかもしれない。左下8番です。

私達、「親知らず」は、1本ずつ前歯から数えて8番目の位置に生えてくる大きな歯で、歯科では、「8番」って呼ばれてるの。

18歳以降に生えてくる傾向があるから、分別のつく年頃になってから生えるので、親が生えはじめを知らないっていうので親知らずっていわれてるけど、確かに親たちは、本当の私達のこと知らないと思うな。

でも、私達決して親不孝な真似はしないと心に誓ってるの。だって、成人して知恵がついてから生える歯だから「知歯」(ちし)とも呼ばれてるんだから、それなりの分別ぐらいちゃんとわかってます。

私達、親知らずがちゃんと真っ直ぐに生えないのは、本来、生えるべき場所にスペースがないから。

別に今時の男の子がものをよく噛まなくなったせいじゃないの。だって実は大昔のクロマニョン人にだってあったんだから。

でも、今時の男子は、ちょっと物足りない。

古代ギリシャ人のオリンピックのレスリング競技で6連覇したクロトンのミロ(紀元前6世紀頃)なんて、1日9キロのお肉、9キロのパン、8.5リットルのワイン飲んでたんだから当時の親知らずは、大変だったとおもう。その上、精がつくからって、牡牛の血を飲んだり、こうがんまで食べてたみたいだから、ちょっと勘弁してほしいけど、たまには、美味しい焼き肉やでデートしたいな!



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バナナ
なんと、ありがたいことでしょう。あなたの、優しいお心に感謝