愛のモザイク

お初にお目にかかります。僕は、米国ペンシルバニア州パウダーミル自然保護区に住むムネアカイカルっていう鳥です。

他の鳥と違うのは、僕の場合、体の片側には、オスに特有の鮮やかな、赤い羽、もう片側にはメスに見られる黄色の羽、そう、僕は雌雄モザイクとしてこの世に生を受けました。

僕みたいな、はっきりと特徴のある雌雄モザイクは、100万匹に一匹ぐらいの確率らしいです。

実は、僕には夢があります。ずっと今まで僕と一緒にいてくれた、メスの私にプロポーズすること。

実は、11月11日にジュネーブでサザビーズの競売にかけられるピンクダイヤを彼女にプレゼントしようと思ってるんです。

このダイヤモンドは、14.83カラットもあって、希少なピンクダイヤの中でも10カラット以上のものとなると1%ほどの超貴重なものらしいです。

ロシアのダイヤ生産業者アルサロが採掘したので、ロシアのバレエにちなんで「薔薇の精」っていう名前がつけられているんです。

落札額は、最高3800万ドル(約40億400万円)と予想されてるのでちょっと手がでない金額だけど、愛するもう一人のわたしのために絶対に手に入れると決めてるんです。

東北大学の研究グループが宇宙に漂う未知の物質ダークマター(暗黒物質)は、新粒子アクシオンであるとの仮説を提唱したんです。

ダークマターは、質量を持つが光学的に観測出来ないとされる仮説の物質です。

アクシオンというのは、量子異常を通じて光子と相互作用を持つと考えられているものの、こいつもあくまで存在が期待される未発見の素粒子なんです。

見えないけどあるんじゃないかって言うものは、あってほしいなって思っているいるものじゃないかってことです。

それは、僕にとっての愛であり、希望です。どちらも目に見えないけどあったらいいな。

その前に、今週のユーロミリオン宝くじ買うのを忘れないようにしなくちゃ!

キャリーオーバーは53億ユーロ(約60億円)!

当たったらいいな!