2020_04_13(月)

今日は雨で、公園で昼食をとることができなかった。こうした事態がいつか発生するのはもちろん承知していたが、もう少し先だろうとたかを括って(あるいは仕事に慣れることにのみ意識を向けていて)あまり対策を考えていなかった。コンビニでスープとエビカツを買って休憩室に向かう。休憩室は満員で、私はひとり、壁沿いのソファの隅に腰掛けて机も使わず食べる。机は隣に腰掛けるグループが使っていて、「すいません」というのすら億劫だったから、太腿で水筒を挟み、膝の上にスープを置いていた。公園でぼーっと食べるぶんには寂しさなど感じなかったが、狭い部屋で、隣で談笑されると私は無傷でいられない。そうした状況のせいか友人が欲しくなるが、昼食だけの友達なんて都合が良すぎてなんとなく嫌だ。そんなこんなで業務をこなし、雨風吹き荒ぶ中帰宅。風呂にチェリーピンクの入浴剤を入れて、アヒルを浮かべた。私がみじろぎするたびアヒルはクラクラ全身で頷いて、私の話に聞き入ってくれた。彼のことは傾聴ダックと呼ぼう。

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