2020_04_14(火)
今朝はぼんやりと通勤した。読書もせず、ぼーっと音楽を聴いたり聴かなかったりして、私は危うく降り間違えそうになった。昨日で昼食のルーティーンが崩壊して、少し肌寒かったことも後押しして私はワンタン麺を食べに中華料理店に向かった。ラーメンに類するものを自発的に食べに行くのは年に3回あるかないかで、今日はそんな珍しい日だった。カウンターに隣のお客とひとつ席を空けて腰掛け麺を待ち、麺を啜った。ワンタンは良い。名前からして良い。私は雲を呑むようにそれらを味わう。途中で隣席に男性が座り、彼が自身のワンタン麺に胡椒を振って、振って、その香りが舞って私はくしゃみをした。今日も、いろいろなことを考えている......そしてそれらの多くを忘れて生きている。昨日の私と今日の私は違うし、テレビでは今日も他国の1日の死者の数が報じられる。ふと自国の平均的な1日の死者数を知らないことに思い当たり検索をした。