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視診のすべて

こんにちは!
整体師/パーソナルトレーナーの牛窪逸人です。

全身のどこを見ているか、普段どのように考えて視診をしているのかを全てお伝えしてきます。

僕が大事にしているのは、治療をする前にまず相手がどのような人なのかを表情や声色、発言、会話などから考えていきます。身体を見ることも大事ですが、どのような声かけをするのがいいかなども問診の時点で考えています。

皆さんはDICEの分類をご存知でしょうか?

「D(Dominance):主導型」の人の特徴や傾向、接し方を解説します。
主導型の人は、快活な性格で思い切りがあり、主導権を握りたい傾向があります。リスクを負うことを嫌がらず、ライバルがいるほうが最大の力を発揮できる点が特徴的です。
一方、マニュアル通りのルールは好まず、協調を維持することにはあまり関心がない部分があります。

「i(influence):感化型」の「influence」はもともと「影響・感化・勢力」などの意味を持っており、近年よく用いられるインフルエンサーの語源にもなっています。感化型の人は、楽観的であり、社交的でムードメーカー的な役割を果たすことが特徴的です。

「S(Steadiness):安定型」の人は、周囲への配慮や思いやり、協調性の高い点が特徴的です。また、与えられた仕事を忠実に遂行する実直性も持ち合わせています。他のタイプと比べると目立つ特徴は少ないものの、素直に指示に順応する能力に優れています。



4つの分類の大雑把でもいいので分けていきます。
この後に、心理学的な考え方を使ってもう少し詳しく分けていくのですが、この話はまた、次回にします。

ここから「視診」を行なっていきます。
「視診」で僕が大事にしている点は2つあります。

①とにかくよく見ること

これはただ観察していきます。1つ練習をしてみましょう。

Q:この男性の身体的な特徴を3つ挙げてみてください。
※実際にノートなどに書いてみてください!





いかがでしたか?
僕は、左の口角が上がっている、耳の位置が左の方が高い→頸部軽度右側屈、頭部の位置が左側方偏位しているなどが考えられました。

もしこの人が頸部や肩に何かしらの問題を抱えているのであれば、この情報だけでも説明することや痛みの原因を炙り出すことができます。

普段から人の顔はよくみておくと左右差や異常に気が付きやすくなります。

個人的には、視診をすることは痛みや不調を起こしている原因の仮説検証をするための道具の一つと考えています。よくみて、何か気になるな、おかしいなを増やしていきましょう!

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