1990~2000年代の思い出の曲【#25】
中学生の頃から親友のレスラーは街へ繰り出して
ストリートファイトをする様になっていった
お気に入りの場所はショッピングモールにある映画館の駐車場
190cmのレスラーは存在感だけで絡まれる事が多かった
数人で固まって強い気になった奴らは魔物の餌食となる
レスラーはまるで人間の美味しさに気付いた野生のヒグマの様に
喧嘩をしては滅多打ちにし、財布とガラケーを奪っていった
無双していた事は容易く想像できる
明らかに一人だけ階級で言うと無差別級だし
数人がかかって通用する様な体格と馬力ではないのだ
高校生の頃、レスラーからあるモノを見せてもらった
「もしかしてこの学生証って、
バナナが転校して来る前の親友だったって奴じゃない?」
そこにはハッキリと前の親友の名前があり
特徴を聞くと見事に合致している
自分の前の学校の親友は、ヒグマに襲撃されていた
高校卒業後、クラスメイトが
前の親友と遊ぶ機会を作ってくれた事があり
実に9年ぶりに会うのだが
タイミングを逃し、
結局その戦闘について聞けず仕舞いとなってしまった
このマジシャンみたいな服装、近未来な楽器、歌詞の無い楽曲
時代の先先を行き過ぎている
しかし、渋く、熱い
ちなみに前の記事のアークザラッドのBGMは
T-SQUAREの安藤正容(Gt.)が手掛けている
コンサドーレ札幌の入場曲とグランツーリスモの曲として有名な
これも↓
天才だと思う