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新入社員と過ごした最初の1ヶ月を振り返る
4月が終わった。終わったというか、目まぐるしく過ぎ去っていった。自分が人事として初めて採用した13人の新入社員が入社して1ヶ月。想像以上に忙しかった分、想像以上に充実していたと思う。
この1ヶ月で意識していたのは、
・新人たちを会社の型にはめないこと
・強みにフォーカスし勇気づけること
・弱みをみせ安心感を与えること
・決して求める基準は下げないこと
だった。
関われば関わるほど個性的で光る才能を持った人たちである一方で、素直ゆえにいわゆる優等生チックなアウトプットを出せてしまうからこそ、社会や会社の型にハマらず、持ち味で尖るようにメッセージを伝えてきたつもりだ。
そんな1ヶ月で感じたのは、現代の新人「教育」とは、「自分の活かし方を教える」ということなんじゃないか、ということだ。
教えるというよりは、一緒に見つけるに近いが。
そして見つけるためには、仕事中も休憩中も仕事終わりも、とにかくコミュニケーションを取ることだと思う。
自分はもう社会人6年目。新人たちからすれば距離を感じる年齢だろう。
だからこそ自分からランチに誘ったり、コーヒーブレイクに誘ったりした。
後半には飲みに行く機会もでてきて、久しぶりの二日酔いを味わった。
そんな会話のなかで、
「24卒はみんなふっしーさんのことが好きですよ」
「ふっしーさんが上司だからみんなこんなに頑張るんですよ」
「ふっしーさんの距離感の作り方が上手くて尊敬します」
なんて嬉しい言葉ももらえている。
1ヶ月を経て、関係値は120点だと思う。
5月は少し気のゆるむタイミングでもあるから、この関係値をベースに厳しくも温かい上司として関わりたいと思う。