バナナ人事

27歳。人事(採用と組織開発)の仕事をしています。筋トレと読書と短歌が好き。1日にバナナを一房食べる。

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最近の記事

今週の学びまとめ

クリエイティブなアイデアを出したいなら、普通を知ること クリエイティブで「面白い」となるのは、普通から15度ズレたところにあるアイデアである。180度ズレると常識知らずだし、3度だけだと既視感があるし。そして15度を見つけ出すには、そもそも何が世間の普通なのかを理解する必要がある。普通の設定を誤ると15度のズレを生み出せないからだ。 だから「僕は普通の人間なんです」と悩んでいる人は大いに喜ぶべきことだ。だって、普通を知っているからこそ「面白い」アイデアを生み出せるんだから!

    • ずっと気になっていた岡本太郎の本を読んでみた

      お久しぶりです。バナナ人事です。 最近職場の近くにあるスーパーの品出しスピードが遅くなったように感じます。 出勤前にバナナを買っていくのですが、バナナが置いていないこともしばしば、、 家から持参することも検討しています。 今日は岡本太郎さんの著書「自分の中に毒を持て」を読みました。 大学時代の友人が愛読書と言っていたような気がして、ずっと気になってはいたのですが、書店で目にするたびに何となく近寄りがたいオーラを感じていた購入はしていませんでした。 1カ月くらい前に書店に行っ

      • 「振り返りの切り口」をコーチングで学ぶ。

        1.お久しぶりのコーチングセッション 先週はコーチング資格の取得を目指す社員にコーチングセッションをしてもらった。 テーマは「3か月間の振り返り」。4月~6月まで、新入社員たちの育成に突っ走ってきたため、ここらでしっかり振り返りをしたかったからだ。 この3か月間、感情としてはとても楽しかった。私は今年で社会人6年目になるが、今までの社会人人生で最も燃えた3カ月だったといっても過言ではない。そんな自分にとって大きな3カ月だったからこそ、しっかりと振り返って、自分が仕事にエネ

        • 就活相談に乗ってみた

          先週、メガネ屋で働く弟から「うちの店でバイトしている子が就活中で相談に乗ってくれない?」と連絡がきた。普段ほとんど連絡を取らない弟だが、こうして人のために行動できるというのは素敵なことだなと思う。ちなみに仲が悪いわけではない。 そして昨日、職場近くのタリーズでその学生の就活相談にのった。 時間にしてだいたい1時間半くらい。最初はお互いの共通点の話題で盛り上がり、途中からはPCを開きながらの真剣な就活相談だった。 その学生の課題感としては以下のイメージ。 効率重視の性格で

          悩みを持てない若者たち

          新人研修にて 今週は2回、新入社員研修への登壇があった。 様々な会社から30人くらいの新人が集まり、4月に2日間社会人の心構えやビジネスマナーの研修をしたのち、3カ月間のそれぞれの職場での勤務を経て、7月に3日目研修を実施するのだ。 7月の研修では、実際に働きだしての学びや成長の振り返り、そして悩み相談を行っている。 この研修への登壇は今年で3年目。 例年、上司との人間関係、ハラスメント、仕事に向いていないと感じるなど、なかなか相談に乗りごたえのある悩みが共有されるのだが

          悩みを持てない若者たち

          バナナの贈り物

          これまで定期的に新入社員の育成日記のような形で日々の気付きや学びをnoteに投稿してきたが、ついに3ヶ月の研修期間が幕を閉じた。 研修最終日は、社長を含む全社員が観覧可能な成果発表会。 3ヶ月の取り組みを通した経営陣への提言や、個人の成長、配属後の意気込みをプレゼンする。 この日が来てほしくないと思うほどに、それを待つことが楽しみだった。同時に寂しかった。 成果発表会は社長から「歴代でもベストな内容だった」と言ってもらえるくらい、完成度が高く、素晴らしかった。 その中で

          バナナの贈り物

          新人育成と時間軸

          お久しぶりです。 この1ヶ月の学びを振り返った時、今月はnoteをサボって学びや気付きの蓄積を怠っていたせいで、スムーズに思考できなかったので、改めてちゃんとアウトプットしようと思いました。 最近は相変わらず新人たちの育成に勤しんでいます。今日は私ではなく普段講師として活躍されている先輩が、新人たちに向けて集合研修を行ってくれました。 新人たちは最近色々とモヤモヤを抱えているようで、今日のような場はすごくためになったんじゃないかな。 今日の学びは、中期的に育成を担当して

          新人育成と時間軸

          新人と一緒にリフレクションしてみた

          ゴールデンウィーク明けの出社日。 たくさん休んだはずなのに、いやたくさん休んだからこそ普段よりもどっと疲れた気がする。 入社2ヶ月目に突入した新人たちも同じような様子で、今日はエネルギーレベルが低いように感じたため、最近学んだ「リフレクション(内省)」を一緒に実践してみた。 何かの問いに対して、 ・意見 ・理由(源体験) ・感情 ・価値観 というフレームワークで深掘りをするというものだ。 個人ワークの後、ペアで共有というやり方を試みたが、さすが弊社とも言うべきか、信じられな

          新人と一緒にリフレクションしてみた

          新入社員と過ごした最初の1ヶ月を振り返る

          4月が終わった。終わったというか、目まぐるしく過ぎ去っていった。自分が人事として初めて採用した13人の新入社員が入社して1ヶ月。想像以上に忙しかった分、想像以上に充実していたと思う。 この1ヶ月で意識していたのは、 ・新人たちを会社の型にはめないこと ・強みにフォーカスし勇気づけること ・弱みをみせ安心感を与えること ・決して求める基準は下げないこと だった。 関われば関わるほど個性的で光る才能を持った人たちである一方で、素直ゆえにいわゆる優等生チックなアウトプットを出せ

          新入社員と過ごした最初の1ヶ月を振り返る

          今日はのろけを、書いてみました。

          新入社員が入社して1ヶ月。 昨日初めて新人数人と飲みに行った。 自分の中でも仕事モードは捨てようと思い、プライベート丸出しで飲み会に参戦。終電間際まで飲んで楽しい時間だった。 酔っぱらいながら聞いた話で、鮮明に覚えていることがある。 「24卒はみんなふっしーさんが好きですよ」 「ふっしーさんが上司だからこんなに頑張ってるんですよ」 という言葉をかけてもらったのだ。 人事冥利に尽きる。嬉しくて仕方ない。 俺も入社したのがみんなだったからこんなに楽しく、本気でみんなに向き合えてい

          今日はのろけを、書いてみました。

          虫の目と鳥の目

          ※今日のnoteはいつも以上に自分のコンテキストの中で書いたため、読んでも理解しがたいと思います。 ーー 実際に行動する中で学べることも多いけど、俯瞰する立場から物事を見ることで学べることも同じくらい多い。 1ヶ月前、とある世界的に有名な研修のトレーナー資格を取得した。 そして昨日はその資格取得テストのオブザーバーとして、1ヶ月前に自分が挑んだテストに挑戦する8名の様子を見ていた。 2つの立場から同じ場面を見ることで、当事者の時には見よう見まねでやっていたファシリテー

          虫の目と鳥の目

          逆に周りと比べないなんて出来る?

          今日は3人の新人から「周りと比べてしまって自信が持てない」と相談をもらった。 1人目は「周りの思考力が高くて理解が追い付かない」とのこと。でもその彼は、毎日1時間家で振り返りを行っていたり、就活時も自分のライフプランまで細かく思考していて、むしろ思考力が強みであるというのが私の見解だ。だから「君は思考力が強みで、ただ思考力には種類があるから自分の苦手分野の思考力だけに目が向いている状態だね」といったフィードバックをすると、納得してくれた様子だった。 2人目は「自分には色ん

          逆に周りと比べないなんて出来る?

          モヤモヤしてることはある?の威力

          4日間外部研修に参加していた新人たちが帰ってきた。そんな今日の最初の仕事は、研修に参加しての振り返り。基本的に新人育成は放任主義なので、自分たちでリーダーや書記、アジェンダを決めてもらい90分の振り返りがスタート。 リーダーを中心に振り返りが進行するも、なんだか雰囲気が固い。そのうえで進め方に対する意見も飛び交うものだから、リーダーはてんやわんや。それでも最後までやりきってくれた。 終了後は私からのフィードバック。 まずはやりきってくれたリーダーを称え、やってみた感想を聞

          モヤモヤしてることはある?の威力

          新人に「株価」の例え話は通用するのか

          新入社員が入社して2週間。 13人の新人たちの中で、すごい勢いで成長しているメンバーが1人いる。ただ今日の日報には、あることにチャレンジしてみたけど思うようにはいかなかったとの記載が。 様子が気になったので電話をかけてみた。 自分「お疲れさま。最近すごい勢いで成長しているのを感じるよ!」 新人「ありがとうございます。自分なりに頑張って挑戦してます!」 自分「いいね!ただ今日は少し思うようにいかなかったの?」 新人「そうなんです。やってみたはいいけど、周りが思った反応じゃなく

          新人に「株価」の例え話は通用するのか

          新人の日報より

          「みなさんのコンフォートゾーンは何ですか?」 今日は、新人が日報を通して社員に問いかけていた内容である。 コンフォートゾーンとは、その人が慣れ親しんでいてストレスや不安を感じずに過ごせる、心理的な安全領域のこと。 人材育成の分野ではそのコンフォートゾーンを抜け出すことが、大きな成長につながるとしている。 実際私も上司として部下に関わる際、講師として参加者に関わる際にはよくコンフォートゾーンの話をする。 一方で、「自分のコンフォートゾーンがどこなのか」をじっくり考えた機会

          新人の日報より

          皇居のスタバにはトールサイズしかないらしい。

          人間が持つエネルギーの総量は決まっていて、何かを押さえ込むことに使えば表出するエネルギーは小さくなるし、逆に解放すれば大きなエネルギーが表出する。 そんな話を、大学時代に聞いたことがある。 ということは、先日恩師が言っていた「君のエネルギーが小さくなったように思う」という私へのフィードバックは、自分が何かを押さえ込むことにエネルギーを使っているからなんじゃないか。 そう考えると心当たりはある。 何を押さえ込んでいるのか、なぜ押さえ込んでいるのか。 この辺りが今後の探求ポ

          皇居のスタバにはトールサイズしかないらしい。