感想：全知全能のパラドクスⅠ

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後日通販開設とのこと
カプ要素：なし？　
トルネードバルサミコ酢/戦場のぺんつさん

す、すごい厚さだ・・・・・・！！！と思いながら拝見。
圧倒的なラテラーノへの理解と各オペレーター、NPCへの愛着が感じられる情熱と勢いと解釈とこのオペレーターたちで読んでみたかった要素の集合体がすごい物量と勢いで与えられて……うれしい！
モスティマとフィアメッタの掛け合いがかなり好きです。
ラテラーノの市民たちもいい味が出ててすごい。楽天的な物騒さというか、そういったところもギャグの空気を出してくれているので「ギャグとシリアスが両立している！？」という感動があります。
モスティマがひょうひょうとしていて、痛みに悶えるような顔いろが見られない代わりにフィアメッタが全身で感情を表現してくれるため、ボケとツッコミの相性としてもいいのだな……とかみしめております。こちらは百合のオタク。でも関係性のオタクでもある。コンビっていいですね……。

ラテラーノへの解釈を深めて描くのってとても大変だと思うのですが、ずっと構想を考えていたとあとがきにご記載されていた通り、かなり考え込まれて作られたのだと存じます。あと並々ならぬ重火器などへの丁寧さ。そして勢いのある怒涛のお話についてくるアクション力の高さ！
のびのびとオペレーターたちが動いているので、その点もかなり見どころがありました。
オレンさんがたくさん同人誌に出てくるのも嬉しい。いっぱいいろんな角度でオレンさんが見れる貴重な一冊。オレンさんへの解釈本でもある気がしました。とてもとても…よかった！情熱を感じます。爆発っていいな。とてもいい。