MyASP（マイスピー）の会員サイトをWordPress（ワードプレス）みたいに使う方法

ばむもり

2024年11月29日 11:17

マイスピーの会員サイトって記事を追加していくと、ログインしたらWordPressみたいに記事を閲覧できますよね。

じゃあログイン不要にできるかっていうとhtmlを書ける人ならできるけど会員サイト記事を編集するだけで済ませたい人にはちょっと難しい…

なので今回は、全記事ログイン不要（のように）で見られるようになる方法＝WordPressみたいに使える方法を考えました。

概要

記事を作成する専用の無料シナリオを作成
ダミーユーザーをそのシナリオに登録
会員サイトを作成
会員サイトの設定でパスワード不要に設定する
会員サイトのmenu.htmlから設定系のタグを削除
会員サイトのlogin.htmlに自動ログインするようにhtmlを修正

詳細

概要のそれぞれについて説明します。
が、シナリオ作成については割愛させていただきます。

ダミーユーザーは自分のメールアドレスなど適当に追加しておいてください。（存在しないメールアドレスだと到達率が下がってしまうので要注意です）

会員サイトの作成についてはマイスピーのマニュアルを参考にしてみてください
https://docs.myasp.jp/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E4%BB%A5%E4%B8%8A/%E4%BC%9A%E5%93%A1%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%81%AE%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E6%89%8B%E9%A0%86%EF%BC%88%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E6%B5%81%E3%82%8C%EF%BC%89%E3%82%92%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8F/

「会員サイト管理」画面から、ログイン方法を「パスワード無し」にしておきます。

会員サイトのmenu.htmlから設定型のタグを削除

ここからわかりにくいと思うので少し詳しく見ていきます。

会員サイト管理画面の「ディレクトリ＆ファイル一覧」から、menu.htmlをクリックして編集画面を開きます。

下記の各種設定の部分を全部削除します。

結果としてこうなっていればOK

会員サイトのlogin.htmlに自動ログインするようにhtmlを修正

削除したところに下記を追加します

form actionの中身は、会員サイトのURLを表示すると
　ドメイン名/sp/ID１つ目/ID２つ目/member/
となるので、そのID1つ目と2つ目を利用します。

ダミー登録したユーザーメールアドレスも5行目に記載します。

<div class="myasp_login">
<form action="/Site/login/ID１つ目/ID２つ目" enctype="multipart/form-data" id="loginform" method="post" accept-charset="utf-8" style="display: none;">
<input type="hidden" name="_method" value="POST">
<input type="hidden" name="data[Pages][pages_action]" value="1" id="PagesPagesAction">
<input type="hidden" name="data[User][loginid]" value="ダミー登録したユーザーメールアドレス" id="UserLoginid">
</form>
</div>

<script>
    document.addEventListener("DOMContentLoaded", function() {
        // idを指定してフォームを取得
        var form = document.getElementById('loginform');
        if (form) {
            form.submit(); // フォームを送信
        } else {
            console.error("フォームが見つかりません");
        }
    });
</script>

出来上がり

ここまでできれば、
会員サイトページにアクセスしたら自動的に匿名ユーザーでログインされ、
あたかもWordPressにアクセスしたかのように登録していない人に対しても記事を表示させることができます。

注意点としては、アクセスした全員が同じユーザー扱いになることでしょうか…

ご自身の環境、ご都合に合わせてご利用ください。