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Evernoteが再びの激熱!執筆用ノートであり自分用DBである

はじめに

Evernoteを使わなくなって、おそらく3〜4年ぐらいになるかと思います。最後に更新したノートが2020年なので、おそらくそれよりも1年ぐらい前から、徐々に離れていったと思います。

理由は……たしかテキストエディタがイケてなかったから。そしてそれがいつまでたっても改善される素振りがなく、どんどん魅力を感じなくなっていったんでした。

そしてちょうど時を同じくしてNotionがリリース。自分用データベースとして乗り換えることを決めて、Evernoteに記録していくことをやめたのでした。

さて、そんなEvernoteですが、最近になって再び "熱" を帯びています。個人的に、局地的に、ですが。

その理由は「テキストエディタが、知らない間に良い感じになっていたから」です。

私が触ってこなかった数年で、いろいろテコ入れがあったのでしょう。ノートアプリとして確実に成長していることを実感し、ふたたびEvernoteを愛用しはじめたのです。


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マークダウンに対応していてすばらしい!

とにもかくにも、マークダウン記法に完全対応しているのが、乗り換えを決断した一番の理由です。

見出し・箇条書き・インラインコード・引用文・強調などなど、一般的なテキスト装飾に完全対応していて、うれしいうれしい!誇張でもなんでもなく、ガッツポーズしてしまいました。

それぐらい嬉しかった。マークダウンさえ対応してくれたのなら、私はEvernoteを執筆用ノート・テキストエディタとして使えるのです。

マークダウン記法がつかえると、テキスト入力がすべて手元で完結できます。

記号を追加していくだけで文字の装飾が完成していくので、キーボードから手を離さずに文章を書き上げられるのです。

"書く" という作業をぶつ切りにすることなく、集中しつづけるためには、マークダウンへの対応は必須。念願かなって、ようやくEvernoteで文章を作れるようになりました。

また、マークダウンを使えば文章の構造を可視化しやすくもあります。議事録などの共同編集にも役立つでしょう。


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全画面の編集画面が地味にお気に入り

もうひとつ、Evernoteを使っての執筆作業で気にっているところがあります。

それが「全画面モード」

私は、記事をつくるとき、文章づくりに集中したい。そのため、ほかの余計なウインドウが目に入らないよう、全画面モードで記事をつくります。

Evernoteで編集中のノートを全画面にすると、こんな感じで、作成中の文章が中央に寄ってくれます。重要なのは、画面の左右いっぱいまで文章が広がらないところ。

Evernoteの全画面モードはイケてる


たとえばこれが、Apple純正のメモ.appの場合。こんな感じで、一行が画面いっぱいに広がってしまいます。そのため、文章を目で追うのがとっっっても大変なのです。

Apple純正メモ.appの全画面モードはイケてない


ノート・データベースとしての機能も健在

良いところはそのまま残してくれていて、本当にありがたいです。

自分用のデータベースとして使うなら、Notionではなく、Evernoteのほうが優れている思えるポイントがあります。それは「雑に使える」という点です。

Notionで重要なのは階層構造。どの情報を、どういう単位のブロックにして、それをどうやって分岐・リンクさせていくのかがキモとなります。

したがって、あらかじめ情報の整理整頓が必要。きちんとした設計をしないと、保存した情報をあとから引っ張り出すのに時間がかかってしまいます。

Evernoteはどちらかというと「検索」がメインのツール。

階層構造を作るツールではありません。できるのはせいぜい、ノートブックをスタックでまとめる程度です。階層を3個も4個も深くすることはできません。

しかしそれが良い。保存したいデータをとりあえずノートブックに突っ込めば、それで完了です。必要であれば、タグのひとつでも付けておけば、あとは整理をする必要がない。

大切なのは「検索」の技術。Google検索のように、あらゆる角度から情報を絞り込んでいけば、自ずと必要な情報が手にはいります。

「とりあえず保存しとけ」っていう雑な使い方ができるのは、Evernoteならではの最高のメリットではないでしょうか。


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あとがき

Evernoteは私の青春。というのも、私のブログ「あなたのスイッチを押すブログ」が多くの人に読まれるきっかけとなったのは、なにを隠そうEvernoteの活用術の紹介記事でした。

12年ほど前。あの頃はEvernoteが大流行でして、猫も杓子もという感じ。その中でも私のブログは「かゆいところに手が届く活用術」というところが評価され、多くの人にシェアしてもらっていました。

またEvernoteと共に歩める日が来ることが、とてもとてもうれしいのです。またいろんな活用術、紹介していきますね。


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