年始の目標は「やる事」より「やらない事」を決めたって話
どうも、ばんかです。
2023年ももう半月が経とうというところですが、いかがお過ごしでしょうか?
年始につくったドリームボードが埃をかぶらぬように、毎日眺めては、自分の今日の行動を省みています。去年までなら考えられなかったぐらい、今年はちゃんとしてる。いまのところ。
さて、年始に立てた目標がつづかないって経験、あるでしょうか。あるいは目標を立てられぬまま歩き始めてしまったという人も。
目標やビジョンを立てるって結構むずかしいですよね。くわえて、その目標に向かって進み続けるっていうのは、なかなかにエネルギーが必要なことです。
そんなときは「やること」を決めるより、まずは「やらないこと」を決めるほうが、似合っていますよ。
やらないことを守ることのほうが簡単で効果も絶大
なにかアクションを起こすにはエネルギーが必要です。走りはじめは特に、大きなエネルギーが必要。
でも「やめる」のは割とかんたん。今まで走っていた自転車に、ブレーキをかければいいだけですから。
ですから、目標を立てるのがむずかしいなら、まずは「やらないこと」を決めて、新年をスタートしてみてはどうでしょうか。
ぼくも今年は「やめる」ことからはじめることにしました。
2022年は、正直、自分を好きになれない一年でした。毎日一生懸命に仕事やモノカキをしたつもりでしたが、大きな変化はなく、終わってみれば1年前と何も変わっていない自分がいました。
実際のところはわかりません。変わったのかもしれません。でも、自分で「変わった」と実感できなかったのなら、それはきっと、昨日と同じ今日だったのだと思います。
「こんな毎日から決別しなければならないよ!」
漠然とした不安がぼくの背中を蹴飛ばして、なにかやらなきゃ!なにか!と急かしてきます。でも、その何かを見つけるには時間もかかるし、変化がすぐに訪れるわけでもない。
だから、目標に向かうことよりも、「やめる」ことで変化を巻き起こすことにしたのです。
「やめる」のは人生にスペースを作ること
「やめる」というのは、スペースをつくることです。
人生はバケツに例えられることがあります。最初に大きな石をいれて、つぎに小さな石をいれて、最後に砂をいれる。順番が大事で、最初に砂をいれてしまったら、あとから大きな石をいれることはできません。
「だから人生においても、自分にとって大きな石を最初にいれなくちゃいけない。どうでもいい小さな石や砂で、人生を満たしてはいけない」という教訓です。
「やめる」ことは、このバケツにスペースをつくることと同じです。お金・時間・空間など、いままでバケツを満たしていた余計なものを取り除いて、あたらしい何かをいれられるだけの余剰をつくる行為。それが「やめる」です。
パンパンに満たされたバケツでは、新しく決意した「新年の目標」をいれられる余地はありません。
無理やり押し込んでも、それではいずれどこかで無理がでて、継続・達成することができず、自信をなくし、落胆する。そんなオチが目に見えます。
だから新年の最初は、まずバケツをひっくり返して、自分にとっていらない小石と砂を取り除く作業からはじましょう。
ゴールを決めたときは、そのゴールに到達した一瞬に快感を得ますけどね。しかも「やめると決めたこと」を「辞めつづけている間」は、モチベーションと達成感が溢れつづけます。
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今日もありがとうございます。
今年のやめることの筆頭は「ゲーム」と「エナジードリンク」。今年はついに、娘の誕生日でニンテンドースイッチを招き入れる事になっているので、強い意志をもって迎え撃たなければ。