【黄山】

英名:Mount Huangshan

登録年:1990年

所在地:中華人民共和国

区分:複合遺産

登録基準:(ⅱ)(ⅶ)(ⅹ)

顕著な特徴:『天下の名景は黄山に集まる』と称賛される特徴的な景観は、「黄山四絶」と呼ばれる奇松、怪石、雲海、温泉によって形作られる。標高1,800m級の蓮花峰、光明頂、天都峰の3つの峰を中心とした69の峰からなる山岳地帯で、一帯には2つの湖、3つの滝、24の渓谷が点在する。唐の玄宗が「黄山」と命名して以降、道教や仏教の聖地として崇められているほか、16世紀には詩歌や絵の題材として用いられ、自然だけでなく中国の芸術・文化史においても重要な山である。

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