【城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔】

英名:Walled City of Baku with the Shirvanshah's Palace and Maiden Tower

登録年:2000年

所在地:アゼルバイジャン共和国

区分:文化遺産

登録基準:(ⅳ)

顕著な特徴:ペルシャ、オスマン帝国、ロシアなどの多様な文化の影響を受けた歴史的建造物が残る都市バクー。カスピ海に面するアブシェロン半島に位置し、古くは交通の要衝として、9〜10世紀からは油田の採掘で繁栄した。城壁内にはモスクやゾロアスター教寺院がある。12世紀に建造された楕円形の見張り塔である乙女の塔や、シルヴァン朝時代の15世紀に建造されたシルヴァンシャー宮殿は、アゼルバイジャン建築の傑作とされている。

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