【シューシュタルの歴史的水利システム】
英名:Shushtar Historical Hydraulic System
登録年:2009年
所在地:イラン・イスラム共和国
区分:文化遺産
登録基準:(ⅰ)(ⅱ)(ⅴ)
顕著な特徴:ササン朝ペルシア時代に築かれ、現在も稼働する大規模な水利施設群。灌漑や戦時における水の確保、各家屋への水の供給を目的としている。シューシュタルは、紀元前5世紀ごろにアケメネス朝ペルシアのダレイオス1世が首都として定めたスーサを起源とする都市。ガルガー運河は現在でも400㎢を超える範囲に水を供給し、農地や果樹園が広がる豊かな景観を生み出している。