モグライダー「市川雛菜さんのほう向いてあげて」

芝「どうも、モグライダーです、お願いします」
ともしげ「市川雛菜さんって、かわいそうですよね！」
芝「お前に何がわかるんだよ　市川雛菜ちゃん見てかわいそうだなんて思ったことないよ」
ともしげ「市川雛菜さんのソロ曲、『あおぞらサイダー』って知ってますか？」
芝「あのパッパッドゥワッパってやつ？」
ともしげ「あの曲って、歌い出しで「ねぇ　話聞いてる？」って歌ってるんですよ」
芝「それがどうしたよ」
ともしげ「つまり、市川雛菜さんが歌い出す直前に市川雛菜さんのことを無視している集団がいたってことなんですよ」
芝「まあそういうことになるね」
ともしげ「市川雛菜さんも、ちゃんと話聞いてもらいたかったのに無視されちゃって不機嫌になっちゃってるんですよ」
芝「不機嫌だったんだあれ」
ともしげ「で、この集団も気づいてなくて話聞けなかったから不機嫌になっちゃってるんですよ」
芝「はあ」
ともしげ「ここにいる人達を、みんなしあわせ〜にしてあげたいんですよ！」
芝「そんな集団放っといてよくない？　何で自分たちのミスで勝手に不機嫌になってるんだよ訳のわかんない　しあわせ〜に出来るのかそんなもん　どうすんだよ」
ともしげ「市川雛菜さんが歌い出すまでに、この集団の注目を市川雛菜さんに向けてあげればいいんですよ！」
芝「ギリギリ理解出来る胡乱さだな」
芝「パッパッドゥワッパ　パッパッドゥワッパ」
ともしげ「ねえねえ！ねえねえ！あっちに市川雛菜さんがいるよ！」
芝「パッパッドゥワッパ　パッパッドゥワッパ」
ともしげ「ねえねえ！ねえねえ！あっちに市川雛菜さんがいるよ！」
ともしげ(聞こうとする)
芝「ねぇ　話聞いてる？」
ともしげ「聞いてない人がいる〜〜〜〜〜〜〜っ！！！！！」
芝「かわいそうだなこれ！　だめに決まってんだろこんな可愛そうな状況」
ともしげ「そうでしょ？」
芝「毎回こうなってるってことでしょ？」
ともしげ「そうそうそう」
芝「集団は何人で想定してるんだよ」
ともしげ「5人」
芝「じゃあもっとペース上げてかなくちゃじゃねえか」
芝「パッパッドゥワッパ　パッパッドゥワッパ」
ともしげ「ねえねえ！ねえねえ！あっちに市川雛菜さんがいるよ！」
ともしげ「ねえねえ！ねえねえ！あっちに市川雛菜さんがいるよ！」
芝「パッパッドゥワッパ　パッパッドゥワッパ」
ともしげ「ねえねえ！ねえねえ！あっちに市川雛菜さんがいるよ！」
ともしげ(聞こうとする)
芝「ねぇ　話聞いてる？」
ともしげ「聞いてない人がいる〜〜〜〜〜っ！！！」
芝「聞こうとするのが早いんだよお前！あと一人粘れたろ！攻めていいんだよ！恥ずかしい時間があるじゃん雛菜ちゃんの」
芝「効率も悪いんだよ！時間経っちゃうともう特になにもないと思ってあっち向いちゃうんだから」
芝「パッパッドゥワッパ　パッパッドゥワッパ」
ともしげ「ねえねえ！ねえねえ！あっちに市川雛菜さんがいるよ！」
芝「もったいないんだよそのねえねえ2回！ずーっと毎回雛菜ちゃんに騒ぐけど気づかせるために来てるんだろ？」
ともしげ「はい」
芝「知ってて来てるんだろ？」
ともしげ「はい！」
芝「集団には雛菜ちゃんがいるという事実を伝えればいいの！」
ともしげ「はい！」
芝「雛菜ちゃんは仕事中なんだから」
ともしげ「はい！」
芝「パッパッドゥワッパ　パッパッドゥワッパ」
ともしげ「市川雛菜さんいるよ！」
ともしげ「市川雛菜さんいるよ！」
芝「パッパッドゥワッパ　パッパッドゥワッパ」
ともしげ「市川雛菜さんいるよ！」
ともしげ「あっ！最初に話しかけた人まだあっち向いちゃだめ！」
芝「ねぇ　話聞いてる？」
ともしげ「あっち向いちゃだめなんだって〜〜〜！！！」
芝「歌ってるんだから騒ぐなバカタレ！」
芝「雛菜ちゃんが歌ってるときに騒いだらそれはもうきらい〜案件になるんだよ！」
ともしげ(頭を掻く)
芝「…何してんのお前」
ともしげ「間違えちゃった」
芝「どれのことを言ってるんだよ！間違え通しじゃない」
芝「パッパッドゥワッパ　パッパッドゥワッパ」
ともしげ「ねえねえ！ねえねえ！あっちに市川雛菜さんがいるよ！」
芝「雛菜ちゃんだようるせえな！大概にしろよお前」
ともしげ「分かってるんだけど」
芝「お前が苛ついてるのは違うからな！？」
芝「雛菜ちゃんの職場にお邪魔してる格好なんだろ？」
ともしげ「はい」
芝「本来お前はいない存在なんだからな！？」
芝「というか全員にまとめて一回でいいだろ！」
芝「パッパッドゥワッパ　パッパッドゥワッパ」
ともしげ「みんな〜〜〜〜！！！！こっち向いて！！！！」
芝「パッパッドゥワッパ　パッパッドゥワッパ」
ともしげ「こっち向いてってば！！！！！！」
芝「ねぇ　話聞いてる？」
ともしげ「花火じゃなくてこっち見てよ！！！！！」
芝「お前に注目向けようとして無視されてんじゃねえか！」
芝「ちゃんと市川雛菜さんがいるからこっち向いてって言えばいいじゃねえか」
芝「パッパッドゥワッパ　パッパッドゥワッパ」
ともしげ「みんな〜〜〜！！！！こっちに市川雛菜さんいるよ〜〜〜！！！」
芝「パッパッドゥワッパ　パッパッドゥワッパ」
ともしげ「あっ！まだ向こう向いちゃだめだって！」
芝「ねぇ　話聞いてる？」
ともしげ「聞いてない人がいる〜〜〜〜〜っ！！！」
芝「タイミング考えろ！」
芝「歌う直前に一回でいいんだよ」
芝「パッパッドゥワッパ　パッパッドゥワッパ」
ともしげ(聞こうとする)
芝「てえーー！！！」
芝「なんでここまで来て運だけで雛菜に注目向けられると思ったんだよ！」
ともしげ「すいません！」
芝「頑張らねえやつが神社行ったって意味ねえんだよ！」
ともしげ「はい！」
芝「しあわせ〜にしたいんだろうが！！」
ともしげ「はい！」
芝「雛菜の歌の素晴らしさを全国に広めてやれ！！！」
ともしげ「はい！」
芝「お前の夢は何だ！！！！」
ともしげ「市川雛菜さんの方に注目を集めたいです！！！！」
芝「変な夢だなしかし！！！！！叶えてみろ！！！！！！！」
ともしげ「はい！！！！！！！！！」
芝「パッパッドゥワッパ　パッパッドゥワッパ」
芝「パッパッドゥワッパ　パッパッドゥワッパ」
ともしげ「みんな！！！こっちに市川雛菜さんがいるよ！！！」
芝・ともしげ「楽しくってしあわせなこと　キラキラ溢れてる　だからね　毎日探してるの　きみの横で」
芝「こんなんでいいわけないだろバカタレが！！！どうもありがとうございました」