【連載】会社で気候変動 勉強会はじめたので No.4
ひょんなことから気候変動に関する会社の勉強会で連載することになりました。その下書きをここに書いてコピペで社内SNSに投稿します。
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前回の記事で既に約1℃ 約100年より気温上昇していて、私たちの活動により1.5℃~4℃台までいかようにもなり得ると書きました。
この気温差、実際にはどのような影響をもたらすのでしょうか?代表的な気温で見ていきましょう。
IPCCのシミュレーションにより「気温変化は海洋よりも大陸で顕著に出る」という結論が出ています。1.5℃、2℃、4℃の時の気温予想はこちら。
大陸部分が真っ赤ですよね?!2℃の日本周辺を見ても3℃周辺まであがっているのでは?と思います。これ以上暑い夏はつらいなー。
そしてニュースで良く聞く「○○年に一度の災害」。50年に1度の高温がどのぐらい起きるかの頻度も気温上昇によって随分変わります。
すでに昔よりも5倍起きやすくなっていて、2℃上昇すると14倍起きることが予測されています。
すると、干ばつ、熱波による死者、難民の発生、植生の変化による生物多様性の損失、農作物が作れない、感染症の発生・・・。ちょっと考えただけでも様々な影響が予想されます。きっと日本においても他人事じゃないでしょうね。涼しいところで作っていた作物は作れなくなるし、熱帯気候になってしまうのでしょうか。
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さて、今まで10月のCOP26に向けた報告書の1つとしてIPCCの第 6 次評価報告書を見てきました。次回以降は日本の動きについて書きたいと思います。
さて、来週の私の発表までにどこまでたどり着けるのか?!乞うご期待。
引用
[1]気象庁HP
IPCC AR6/WG1報告書 政策決定者向け要約(SPM)暫定訳[PDF 1.50MB]http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/ipcc/ar6/IPCC_AR6_WG1_SPM_JP_20210901.pdf