【連載】会社で気候変動 勉強会はじめたので No.7 最後

ひょんなことから気候変動に関する会社の勉強会で連載することになりました。その下書きをここに書いてコピペで社内SNSに投稿します。

---------------------------------------------------------------------

COP26がはじまりましたね。利害が異なる人たちでものすごい話し合いが行われているのだと思います。ファシリテーションを学ぶものとして、その現場も気になる。。。。

さて過去数回、IPCCの報告書やエネルギー基本計画を中心に何が起きているかを見てきました。

■気温上昇は人間活動の結果であることが疑いようがない
■早急に低減しないと2℃目標ですら難しい
■異常気象の発生頻度はどんどん増える

異常気象の他にも個人的にはもっと書きたい以下の影響も予想されています。

■海面上昇 街が沈む
■生態系の変化 気温上昇によってエサのタイミングがずれて種類減
■海洋酸性化 甲殻類が育たなくなる

さて、私たちも勉強会の中でこんなことを学んできましたが、私も含めて思うのが

「で、どうすりゃいいの?」

だと思うのです。どう行動に結びつけるか。

行動に結び付けられない2つの要因を考えてみました。いずれも見てみる必要があると思うのです。

①危機感が実感できていない

災害や気候変動のニュースが流れてきても、どこか遠い話のような気がする。干ばつや海洋の変化と行っても、別に身の周りは変わらない。

そんな感じがあります。だって
・私たちの中心は毎日のこと。押し寄せる仕事、育児、家事。そして最近は飛び込んでくるネットニュースやSNS。気づくともう11月。スピードが速い。

・実感として困ったことがない。家の中は快適、暑ければ冷房。スーパーに行けば食料品がたくさん並び、サンマは買えないが別の物なら買える。近くにないものはネットでポチッ。

という環境に暮らしているから。

でも環境の変化はジワジワと起きていると思うし、今回データでも確認してきました。

もっと身体を使った行為、しかも繰り返すようなことが必要なのかなと思っています。定期的に自然の中を歩く、畑作業を始めてみる、毎年同じ花を咲かせてみる。自然の中のスポーツもいいかもしれません。

そして一端、忙しい手を緩めてみる。周りを見渡して、この環境が100年後は存在して無いかもしれないことを考えてみる。

そんなところから危機感の理解が進むのかもしれません。

②方法がわからない

なんせ話が大きすぎます。グローバルすぎます。私が1駅分歩いたとして大量排出国の排出量が減るのだろうか?私がアイドリングストップしたとして、節約できるのは石油掘削機の1回分の何分の1だろうか?

時々わからなくなりますし、結局明確な方法はないと思うのです。

効果的なのは 全体の動き、でしかないから。

でも答えは話し合うことから生まれてくると思っています。結局そこからしか始められませんよね。

なので、この勉強会でも対話を続けていきたいと思います。


一端は連載はここで終わり。また気が向いたら書きます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?