店舗PRの模索
クライミングジムは、値段帯や料金システムも大体決まっているのですが、それを疑いつつ、常に色んなところにアンテナを張りながら【地方でもやっていくシステム】を模索しています。やっていくとは、経営を成り立たせながら、定期的にホールドを買ったり、セッターを呼んだりするくらいのゆとりをもつ、といった意味合いです。
また有料記事であげるつもりですが、料金システムに関しては、だいぶ納得のものに近づいてきましたが、お店の拡散法をまだまだ模索していて、最近、私の店で特に効果のある、PR方法を挙げてみます。
【SNS割引】というのを始めました。店内の写真を撮って、何かしらのSNSに上げていただくと、レンタルシューズ(300円)が無料になるというものです。わずらわしいハッシュタグや文章も特に要りません。
しかも、これは何度でも適用できるので、マイシューズを持っていない回数券組の人達に有り難がられています。僕的にも、その方のネットワークを利用して、その方に300円を払って、PRしてもらっていく感覚なので、とても有り難いです。
過去の3年間で、一回30000円前後かかる広告掲載も何度か利用したことがあるのですが、費用対効果はあまり感じず、届いてるかも分からない部分があったのですが、 今回のSNS割りは【初心者→初心者】へどんどん広がっていくのを感じています。まだ施策を始めたばかりですが、それでも効果を感じるくらいなので、速効性もあるようです。
クライマーと呼べるほど、クライミングにハマってしまうと、独りでジムにいけるし、むしろ独りを好みます。つまりは他人への影響力が無くなってくるものだと思います。それにクライマーには、それぞれ足しげく通う愛すべきホームジムがあるはずなので、他のジムの情報に関しては無関心な人も多いです。
初心者が【ボルダリングなう】とか呟いてくれるだけで、同じようにボルダリングに興味のある初心者が反応するはずで、私もボルダリングやりたい!それじゃあ一緒に行こうよ!となる流れが見えてきます。
いつ行っても、 初心者がいるジムになれたなら、始めたばかりの人も互いにコミュニケーションをとりやすいし、セッションで盛り上がっている上手い人にも気後れしないのではないでしょうか。
また何か発展の為の良い施策 あれば、伝えてもらえたら幸いです。
立場が違っても、年齢が全然違っても、良いと思った意見は素直に取り入れられる性格なのですが、実はバンブーの基礎となった料金システムや、体験システムも、僕が店長代理をしていた社会人時代の学生アルバイトが提案してきた案なのです。
なんなら、小学生や、未就学児の何気ない発言にもヒントが隠れていると思っているので、これからも対話を大切しながら、運営をしていきたいですね。
とりあえずは【SNS割引】を継続して、また効果に何かしらの変化が見られたなら、記事にしたいと思います。