心に刻んでいる言葉 其の壱
私はいわゆる『箴言=しんげん』が大好きです。
城山三郎さんの『静かに健やかに遠くまで』や佐藤一斎さんの『言志四録』を始め、相田みつをさんの詩集は20代の頃からよく読んでいます。
短い言葉に言霊を吹き込み、人生訓となるメッセージ。
シンプルでいて奥が深い言葉に心を揺り動かされます。
様々な言葉に感銘を受けてきた中で私なりに人生訓としている言葉を1つ紹介したいと思います。
『今日という日が過ごせることに感謝。毎日が奇跡』
家族との別れ、友人との別れを通じて、人生は一度きりなんだ。という想いを再確認する事があると思います。病気になった時に健康のありがたみを感じるのと同じで、何気なく来る朝、日常は決して当たり前ではないんだ、という事を私自身7年前に子供を無くして強く認識するようになりました。
心に刻んでいる、とは言いながら、正直毎日この言葉を意識しているかというとそんな事はありません。ただ、常に携帯のメモ画面にこの言葉を入れて、ふとした瞬間に眺めながら日常のありがたみを再確認しています。
私は詩人でも哲学者でもありませんが、ただ願う事は、人間として、日本人として、自分の実力を発揮できる資本主義社会に生まれた事への感謝を忘れてはいけない。そしてこの人生を余すことなく味わなければ後悔する、という事です。
明日の朝日、明日のおはようの挨拶、明日出会う人。。。それは全て奇跡の連続なんだ。
そうみんなが思えればこの世から争いごとなんて無くなるのに。。。自分の影響力はほんの一握りですが本気で思います。
皆さんの心に刻んでいる言葉、是非教えて下さい。また折を見て発信したいと思います。