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【WebサイトリニューアルレポートVol.01】なぜリニューアルするのか?目的と課題、解決策を整理する

現在、僕の事務所では事業用サイトのリニューアルを進めておりまして、せっかくなので進捗状況をレポートにまとめてみようと思います。

現状の課題とリニューアルの目的

現状やっている事業、今後力を入れていきたい事業と、現行サイトのコンテンツとの間にギャップが大きくなりつつあります。

現行サイトでは中小企業・個人事業主の事業用サイト制作という部分のみが特化されている印象ですが、現在はそれだけでなく、ランディングページ制作やコンテンツ設計・作成など、集客周りのサポート業務の比重も大きくなっています。

また全体的に事業者としての紹介がサラッとしているため、どんな人物が、どのように、どんなサービスを提供するのかが分かりづらい(説明不足)な印象があります。

さらに、クライアント(≒既存顧客)からご相談をいただく内容から、Web制作以外のニーズに対応する必要を感じました。

そのため過去の案件でご一緒したクリエイターさん達と、ご依頼内容に合わせてメンバーをアサインし、ワンストップでサービスを提供するような動き方を強化したいと考えています。

解決策と方向性

もっとも優先度が高いのは、やはり現状のサービスに合わせたコンテンツ設計です。

また同時に、ユーザー(将来クライアントになる人)が知りたいであろう情報についても、先回りして配置しておくことが必要になります。

コンテンツを属性ごとに分けると、こんな感じです。

自己紹介

「発信者がどんな人間か?」という情報が不十分だと、その先のコンテンツへ進んでもらえません。
なのでまずは、発信者(自分)の経歴や考え方、価値観、ビジョン、第三者からの評価などについてコンテンツを作っていく必要があります。

具体的には、以下のようなコンテンツを用意します。

  • これまでの経歴(どんな人生を歩んできたか)

  • どんな仕事に携わってきたか

  • 今後どんな仕事をしたいか(ビジョン・ゴールなど)

  • 対応可能な仕事(できること・できないこと)

  • 現在のリソース状況

  • スキルセット

  • お客様の声(第三者からの評価)

事業案内

自己紹介コンテンツで知った人物が、どんなものを・どんな風に提供してくれるのかを知ってもらうコンテンツを用意します。

  • 制作の流れ(お問い合わせから納品まで)

  • 利用することでクライアントの未来がどう変わるのか?

  • どんな考え・価値観を基準にしてサービスを提供するのか?

  • 料金について(料金設定、支払い方法など)

  • よくあるご質問

制作実績

クリエイティブ系の事業ではなかり重要なコンテンツですね。
ケーススタディとして、クライアントがどんな課題を抱えていて、それをどのように課題を解決したかなどをまとめてもいいかもしれません。

  • クライアントの業種

  • 制作物の用途(コーポサイト・LP・採用サイトなど)

  • 課題と目的

  • 施策内容

  • 制作期間

  • 対応業務

  • クレジット(制作にかかわったメンバー)

コンテンツの内容によっては、2つ以上の属性に分類できるものもあります。
今回の場合だと「現在のリソース状況」とか「スキルセット」とかは事業案内の方でまとめてもよさそうですし、「よくあるご質問」は独立させたり、お問い合わせフォームと併設してもよさそうです。

そういうものは導線(サイト訪問からお問い合わせまでのユーザーの動き)を考慮して、どこに配置するのかより適切かと判断して決めます。

運用について

リニューアルしただけでは誰も見てくれないので、どのようにユーザーに足を運んでもらうかも今のうちに考えておきます。

現状では案件獲得をWeb広告やオフラインの繋がり(クライアントや同業者からの紹介など)に依存しがちですが、ブログやSNSでの情報発信を強化していきたいと考えています。

実際、現在のやり方ではうちの得意なことと顧客の求めているもののミスマッチが起こりやすく、リソースの浪費感が否めません。

しかしブログやSNSでの情報発信を通して知ってもらうことができれば、こちらの得意分野や価値観、できること・できないことなどを分かってもらった上でご依頼いただくことができると思います。

そうすればミスマッチを埋めるために割いていたリソースを節約でき、その分を情報発信にあてれば集客力を積み立てていくことができます。

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