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ロードバイクで大腿骨転子部骨折vol.3

自転車で大腿骨転子部骨折。手術日あけて。リハビリ初日。

手術したあとって、切った皮膚のとこもきっと痛いんだろうなぁと思っていたのに、そこは全然。
腿の側面3箇所、レントゲン写真で写っているホッチキスのところが切れているのだけど、そこ自身の腫れと張り、とそこに貼ってあるガーゼなど併せて動かしづらい感じ(そもそもがまだうまく動かせない)。

術後すぐのレントゲン写真


引き続き右腿の芯の鈍痛が重たく、それがそのまま足先まで響くような痛み。
痺れはないけどうまく力が入らない。
身体を正面にして縦の動きは、動かすこと自体に痛みは少なくて、手で支えれば動くので、前述の張り感で引っかかるのが気になるくらい(前屈みになるような動き。)
対して横への動きにはビリッとした痛みが股関節にすぐに走る!
足を横にズラす、というのが手で動かさないとできないので、
ベッドの横に腰掛けるには、足を横にズラす、そして床に下ろす、全て完全に手で支えないと無理な状態。
そしてやはり動かすこと自体はいろんな筋肉の動きの組み合わせなのでしょう。
自ら動かすのはまぁ全然うまくいかず、全身力む有様。
右腿にうまく力が入らず、ちょっと動くとまた戻す時にゆっくり戻すことができず股関節あたりにビリっとくる。
術後1日でいきなり動けたら変なんだけどね。
そんなところで早速リハビリ初日。

さわやかなリハビリの先生(GTO感があるので反町先生と呼ぶ)に車椅子でリハビリ室に連れて行ってもらい、さっそくマッサージとストレッチで、股関節の可動域を確認。
身体がビビってるのもありなかなか膝を胸の方に近づけるのが難しい。
反町先生に任せてるはずなのに汗ばむ。
そして運動。
・仰向けに寝た状態で足を持ち上げる
→やっと10cmプルプルしながら1回
・仰向けに寝てベッドを擦りながら踵をお尻に近づける
→ひいひい言いながらなんとか踵をお尻の20cm前まで10回。とにかく股関節の痛みが怖い
・仰向けで膝を90°くらいにし、お尻をお尻の筋肉で上げる
→こちらも股関節の痛みにビビるのと、そもそもうまく上がらなくて胸ばかり上げてしまう。
先生に手伝ってもらってやっと10回
・仰向けで膝を110°くらいにし、ハムストリングでお尻をあげる
→もうそこまででかなりしんどく、なんとか5回。下ろすのがまたつらい。
・並行棒でつかまり歩き
→右足はほぼ摺り足。つかまる腕に力入りっぱなし。
・歩行器
→これまたアームレストにほぼ頼りっぱなし、やっと20m
と言った具合で、動ける部分もある事には喜びはあったが、それより歩行すら果てしない気がして切なくなってしまう。
反町先生は手術翌日だから、と慰めつつも、ほどよく攻めてくれるから、どうしても早く帰りたいから気合いいれる!と伝え、
リハビリ後も部屋で自主トレ。
荷重はかけないようにゆっくり伸ばして縮めてを色んな体勢でやって、まったく無事な上半身はゴムバンドで肩や胸周りをトレーニング。
ローディK先生も傷口処理に来てくださったので、どうにか早く帰りたいと伝えると
「リハビリの進行次第ではいいよ!」(気合い入れなよ的含みがあるように感じましたね)と。

反町先生が、頑張っちゃったから夜痛むかもしれませんよ、と言っていた通り、また鈍痛が増し、ロキソニンを飲んで就寝。

一方仕事の焦り、引越しに向けての準備を妻だけに任せている申し訳なさなどが頭から離れない。


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