幸せなお産

切迫早産で20週から入院。

子宮頚管を縛る手術を受けて以降、行動範囲はベッドからトイレ（時々シャワー）

半径20メートルくらい。

基本、ベッドで寝てる。

だって、安静にするしかないから。

体力も落ちる。

食事制限なし、点滴なし。

だけど、常にお腹の子と自分の命がかかってる。

やりがいを感じてた仕事も、引き継ぎも充分に出来ないまま。

楽しみにしてた予定も全てキャンセル。

マタニティーフォトも撮りに行けない。

ダンナ氏も疲労困憊。

それでも、やっぱり、君の命にはかえられないよ。

会える日が楽しみでしょうがない。

それに気づいた事がある。

通常、外来のスタッフと病棟のスタッフは分かれていて、

いざ出産！！

って時になって、初めましての病棟スタッフに囲まれて、痛みと向き合うのってなかなか精神的にハード。

泣き叫ぶかもしれないし、うんち出ちゃうかも知れないし。

理性が吹っ飛ぶくらい痛くてそんなの気にしてられないかも知れないけど。

でも、長く入院していると、出産の時はそれまでの妊娠期間を見守ってくれてたスタッフさんに囲まれているわけで、それはそれで幸せなお産だと思う。

もう少しで28週。

まだまだ、これから。