卒業記念制作ペイント (旭町商店街 のぐっちゃんの店)
旭町商店街のメインストリート通りにある
無人野菜市場「のぐっちゃんの店」。
私の息子もは、0歳の時から一緒に、
安納芋の焼き芋を買いに行き、
離乳食も、ボクの初めてのお買い物も
のぐっちゃんの店でした。
チャリン。と100円を入れて、
嬉しそうに焼き芋の袋を握りしめて帰る
そんな歩きたての頃の思い出も!!
家から5分もかからない
この、のぐっちゃんの店。
お買い物していた時に、
ちょうどお絵描きのお話に‼︎🎨
とてもワクワク!!!
その後、すぐに小学校とお話の機会をもらい、
校長先生、担任の先生と打ち合わせを行い、
事前準備を行い、イベント前には、
小学校の授業に伺わせていただきました。
〜当日〜
32名と担任の先生と、私で
気合を入れます!!
オーナーの挨拶を終えて、さぁ始まります‼︎
みんな、緊張していて、、
いざ、描こう!!となると、
1人目が描くのをじーっ。。
1人目が描くと、続くように
みんなもスタートし、
「わーー!垂れてくるー!」
「こんな感じの色かなー?」
「ここをこうしたいんだけど、どうしたらいい?」
「わー!可愛くなったー!」
「文字、書きたい!!」
みんなの不安が、
だんだん喜びの声と意欲に変わっていき、
太陽の下で、とても嬉しく思いながら
過ごした時間でした。
この時期の小学6年生は大忙し!
制作時間は3時間!という
ハードなスケジュールでしたが、
卒業式練習や準備などで、
張り詰めていた
みんなの表情がとても和らいでいました♪
予め、汚れてもいい、むしろ捨ててもいい服で
来てください♪とアナウンスをしていたので、
お母さんたち、さすがです!!
絵を描いてもいいTシャツを着てきてくれて、
真っ白なTシャツを敢えて着てくる子も⭐︎
素敵な思い出になりますね‼︎
だいたいの絵が完成しだすと、みんな
お互いのTシャツに、文字を書き合い、
手型を押し合い、名前を書き合い、
卒業アルバムの寄せ書きのように
Tシャツが埋まっていました⭐︎
この日をいつか思い出す時は
きっとみんな幸せだろうなぁと♡
友だち同士で笑いあい、ふざけ合い
じゃれ合う姿を見て、
私もとても幸せな気持ちになりました!
筆で描きずらい子が、
「もう、手でいっちゃおうかな?」と
指で描き始め、しばらくして、
私に、ぽつり一言。
「なんかさ、いいね、こーいうの‼︎」
その言葉が嬉しくて、
心から出てきた言葉なのが伝わって
心が温まりました‼︎♡
友だちとにぎわっている子たちも
「このTシャツ、
今日埋めるタイムカプセルに入れるんだ〜♪」
と教えてくれたり、
今しかできないような、
髪の毛に色を入れている子がいたり(笑)
穏やかな時間が流れていました‼︎
この日がもし雨だったら、
このお絵描きイベントは中止でした。
みんなが、中止になっても、
休みの日に集まってやりたい!!と
言ってくれるくらい、
楽しみにしてくれていました‼︎
前日に、みんなでてるてる坊主を
作って祈ってくれたそうです(^^)
みんなの想いが届いたんだと思います♪‼︎
真っ白だったお店は
子どもたちのパワーで、
こんなに明るくなりました🎨
それぞれのテーマごとに、
リーダーの子どもたちが頑張ってくれました‼︎
素敵にしてくれてありがとう💓
〜After story〜
終わった後、片付けをしていると、
学校帰りの小学生たちが通りがかりに
「わー!すげー!」
「あ!〇〇姉ちゃんの絵だ!」
「いいなぁ〜6年生!」
と、みんなの描いた絵を
見てまわっていました。
描いてくれたみんなも、夕方
たくさん、親御さんと見に来てくれたそうです‼︎
思い出になりますね!!
絵の具の垂れてしまったところや、
はみ出たところ、直そうとすると、
のぐっちゃん(オーナー)が
「直さないで!そのままがいいから!」と。
子どもたちの"今"をありのまま
残させてくれる、のぐっちゃんの店、
本当に有難い場所です‼︎
私も夕方、息子を連れて、
いつもののぐっちゃんの店に行くと、
「いつもと違うねぇ!」と、嬉しそう‼︎
まるで、フォトスポットのようです!!
みんなの想いが、たくさん詰まったこの絵を
なんだかずっと眺めていたくなるような、
温かい時間と思い出になりました。
のぐっちゃんの想いは、
子どもたちのパワーで
明るくなったこのお店からまた、
商店街にも、たくさん人が集まって、
昔のように旭町商店街がにぎわうこと🌈✨
大人が描くのでなく、
この町に住む子どもたちが描くから、
意味を持ち、大切な思い出の場所になること、
その価値を心から感じました。
のぐっちゃんの店、
令和5年度、野間小学校の6年生、
校長先生、担任の先生、素敵な時間を
ありがとうございました!!🌸