文化理解なしには言語を学べないと思った話。
(イラストは中川貴雄さんの糸電話のイラストを引用させていただきました✨
かわいい🥺)
こんにちは!
オーストラリアに移住して2ヶ月と1週間がすぎた看護師ばんびです。
このタイトルを読んで、皆さんどう思いますか?
「まあそうだろうなあ」と感じられる方も多いと思いますが、
特に違う言語の環境に身を置いた経験をある方は強く共感してもらえるのではないかと思います…!
大谷選手の通訳さん
1週間前、侍ジャパンが世界一を掴み取って日本中が熱狂しているそうですね!!
ちなみにオーストラリアでは野球よりもクリケットがメジャーだったりして、
WBCは私の周りでは全く話題になっていませんでした🥲
私は決勝戦の時ちょうどバイト中でしたが、結果が気になりすぎて、
レジ係をする傍らチラチラYouTubeでチェックしていました。
(タイ人の同僚はWBCを知りませんでしたが、優勝したんだ!と言ったら「Congraturation!😁」と言ってくれて嬉しかったです笑)
その試合を見たからか、最近Youtubeが大谷選手をレコメンドしてくれるのですが、
その中でも特に気になったのが、専属通訳者 水原一平さんの動画!!
いろんな英語系Youtubeさんが水原さんの通訳を解説していて、
その動画を見るのが本当に面白いんです!!
細かい翻訳に関してはレベルが高すぎて私にはよくわかりませんが、その動画を見て思ったのが、
言葉を適切な言葉に変換するだけじゃなく、その言葉のノリを伝えるのが通訳ではめちゃくちゃ大切なんだろうなということです。
これは、オーストラリアに来て2ヶ月英語を勉強したからこそ思ったことだと思います。
例えば、「笑いながらこの言葉を言う」という「ノリ」を伝える中でも、
「微笑みながら」「冗談ぽく」「バカにした感じで」「冷ややかな笑い」「怒りを含んだ笑い」
っていうふうにいろんなニュアンスがあるなあと思います。
そしてそのノリというのは、国ごとにこんな感じ!っていうのがあるんですよね。
(言葉で説明するのほんとムズイ笑)
だから、通訳で「ノリ」を伝えるために、多分直訳ではなく違う言葉を伝えることもあるんだろうなあと思います。
(気になる方は水原さんの動画たくさんあるのでぜひ見て見てください🥺)
舌打ちの意味
今日ノリとか文化理解が大切だと思ったことが他にもあったんです。
ホストファミリーのお友達でオーストラリア人(オージー)の若い女性とお話ししていたのですが、
「OK!」とか「Good!」って伝えるときに、彼女はグーサインをしながら「チュッ」って舌打ちみたいな音を鳴らすんですよね。
この動作が可愛くて思わず笑っちゃうので、真似したいなあと思い「どうやるの?」って聴いたら、
「気づいたらやってたからどうやってるのかわからない!」って
やり方を聞かれたことに爆笑していました笑
でも二人で分析した結果、正確には舌打ちじゃなくて
前歯を下唇の裏に当てて離すときに「チュッ」って音を鳴らしているんだってわかりました。
この動作、半年後には自然とやってオージーぶりたいなあ←
でも、オーストラリア新入りで英語がカタコトな私がやったらなんか違うと思うんですよね。(関東人が関西弁真似する感じ?笑)
これが、言語と文化が切っても切り離せないことを表しているなあと思います。
オージーの彼女はすごく良い意味でこの音を鳴らしていましたが、
ネパール人のホストファミリーは、また別のタイミングで舌打ちをします。
それは「ああ、もう!」って感じの時。
日本と同じくイラッとしたり思い通りにいかないときに鳴らすのですが、
なんというか、その重さが違うんです。
結構な頻度で舌打ちするんです笑
日本だったら、誰かに対しての舌打ちというのは結構な攻撃力を持っていますよね笑
でも、ホストファミリーは誰かに向けてというより、自分が何かしててうまくいかないとき、思い出したいけど思い出せない時などに舌打ちしています。🙄
ちなみに今日会ったネパール人の3歳の子供ちゃんも、ふとしたタイミングで「チッ」ってやってたので、
なんかそういう文化なんだなあって思いました。
「聞き取れる」と「意味がわかる」は違う
オーストラリアに来て2ヶ月。
最初は周りの人がほとんど何を言っているかわからない状態だったのが、
最近、60%くらいは英語を聞き取って繰り返すことができるかも!
という状態になってきました。
ですが、その意味がわからないのです。
聞き取れたものの意味を脳内で考えているうちに、
どんどん話題は進みます…。
「ああ、やっぱ私のリスニングはまだまだだ、、、このままワーホリ中みんなと全然話せないまま終わるんじゃないか・・・」
と思っていたところで、私の尊敬する「オーストラリアでおたんこナース 高橋奈央子」さんというYoutubeさんが、教えてくれました。
「聞き取れる」と「意味がわかる」は違うんだそうです。
「意味がわかる」ためには特に文化理解が大切だって話してました。
それめっちゃわかるんです。
みんなが日本のことを話題に出しているときは、80〜90%にリスニング理解度が上がります。
それは多分、しっかり聞き取れなくても、「これについて話してるんだ」と予想が立てやすいから。
逆に、全然自分に関係ない話題だと、「今何について話してるの!?」って予想を立てるのがそもそも難しいんですよね。
他にも、最近「英語でNetflixを見る」という練習をしているのですが、医療ドラマが圧倒的に話がわかるし面白いんです。
それはまあ医療ドラマがそもそも好きっていうのもあったけど、
私が働いていた日本の医療現場でも結構使われる医療用語が出てきたりしたからだと思います。
そんなわけで、めっちゃ長くなっちゃいましたが、
今日「言語理解には文化理解が大事!」って思ったことが3回もあったので書き留めさせていただきました✨
最後まで読んでいただきありがとうございます☺️
明日もあなたにとって素敵な1日となりますように✨
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