期待と現実：お部屋探しのサプライズ
お部屋探しにまつわるちょっとしたあるある： 「想像していたよりもお部屋が狭いな」と思ったことがある
それは気のせいではありません、それが現実です。
不動産業者がだますために操作しているのではありません。部屋が狭く感じる理由にはいくつかの「小さな秘密」があります。
「壁芯面積」という言葉を聞いたことがありますか？これは壁や柱の厚みを含めた建物の面積のこと。広告で見る数字はこの面積を基にしています。だから、数字以上に狭く感じるんです。
階段が部屋の中にある場合、その階段も面積にカウントされています。階段がたくさんあるとその分使えるスペースは狭くなります。
カウンターキッチンのある部屋では、そのスペースが約3帖分を占めます。ですから、「LDK10帖」と聞いても、実際のDK部分は約7帖しかないのです。
キッチン台や洗面台がある場所も面積に含まれます。使えないスペースも広さの一部というわけです。
お部屋探しをする時は、「お部屋は狭いもの」と思っておいた方がいいでしょう。そうすれば、予想外の「狭さ」に驚くことも少なくなりますよ。