病気って怖い②

前回に続き、、、

昨日は朝から時間帯有給を使って
大学病院に行ってきた。

前日の夜もあまり眠れず、疲れも全くとれないまま病院へ。
少しでも早く診てもらいたくて
予約せずに行ったものだから、もちろん
待ち時間は長かった。その間は緊張して何度もトイレへ駆け込んでしまった、、

長丁場を覚悟して、ゲームをやる為にモバイルバッテリーを持って行ったのだけれど、もちろんゲームをする心の余裕なんて無かった。
心臓の鼓動が激しかった。

周りには朝一番から大勢の患者さんでいっぱいで、腕にギブスをした人や、車椅子に乗っている人、杖をついて歩く人がいた。

今、健康に悩んでいる人が世の中にこんなにも沢山いるのだということが、自分の中ですごく衝撃的だった。
大学病院なんて紹介状がないと診てもらえないし、近所の病院でどうにもできなかった健康トラブルを抱えた人って、こんなに沢山いるんだ、、

医療現場って凄い。
広い院内にはもちろん幾つもの科が存在して、それぞれにその分野のスペシャリストのお医者さんがいる。そんな人たちに救われる患者さんが毎日沢山いて、けれど一方では、どうしようもなく命を落としてしまう人もいて。
そんな事が日々繰り返される壮大な場所で、私の存在なんて本当にちっぽけで、自分は勿論無力であるし、途端に不安な気持ちが増してしまった。

長い長い待ち時間を経て耳鼻科の待合室に案内され、その後ようやくお医者さんに診てもらったのだが、詳しい検査が必要とのことで、CTを撮ることになった。その結果をもって、次回の再診で病名が明らかになるのだと思う。

「今日で何か分かるはず」
自分の中のモヤモヤが全て晴れる事を期待していたのだけど、更に検査を挟むことになってしまって、自分勝手に意気消沈してしまった。

次の診察まで、どうしたら平常心を保っていられるのか。毎日不安で、昨晩は母に電話しながら泣いてしまった。
看護師の母からは、そんなにヘコむなんて珍しいね!!と笑われた。

「原因が何であれ、取り除かなければならない事は変わらないんだから!!異変に気づくきっかけがあって良かった!バシッと取ってもらってこい!」
と心強い言葉をもらったが、母も絶対に不安であるだろう、、、

本当にそうなのだ。それが具体的に何であるにせよ、身体に悪いものは取り除かなければならない。
今はそれが命に関係のないものである事を祈るばかり、、、

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