「残念な目覚め、休暇」2021年6月30日の日記
新作漫画の構想を練り始め、ネームの前のキャラデザまで済ませた俺の日記。
目が覚めたのは10時30分だった。授業は8:50からの予定だったんだけどな。
10:20から開始の授業もすっぽかし、望まぬ完全休を手にした。
ふふ、こういう寝坊の日は思いっきり過ごすのが醍醐味ではないか。とことんだらしなく過ごしてやろう。
思い立ってからすぐにもう一度布団に入った。
寝まくった後、ムクリと起きたのは14時。朝食なのか昼食なのか分からないファミマ飯を平らげると、その勢いで寝っ転がり、アニメ鑑賞。
飽きたらそのまま絵を描き始めた。学校のことなど微塵も考えずに過ごせる素晴らしい時間だった。
少し経ってから「明日の準備あるな」と気付く。といっても明日の午前の授業中に並行してやればいいかと思うと全てのやる気が失せた。
いつも張り詰めた気持ちで毎日を過ごし、どこにも隙を出さないように生きている俺の「だらけた日」だ。
なんで楽しいんだろう、そんな気持ちに浸かりながらうっすらと危機感。
「授業サボってるんだよな」という思いがある反面、「こういう日のために普段しっかりやってるんじゃないか」とも思った。
要は、メリハリが大事なのだ。休まないと人間は壊れちゃうし、壊れないようにするにはやっぱり休みを取るのが一番。
週5日は授業を受け、土日はバイトに明け暮れる。その上毎日絵を描いて日記を書いてと過ごしているうちにジワジワ精神も肉体も疲弊していたのだ。
いくら水金がリモート授業だからといっても、やっぱり早起きしなきゃならないとか、午前からくつろげないとか、その授業の課題に追われるとかでとにかく忙しない。
そんな毎日に突如舞い降りた「何もしなくても良い日」だから、こんなに嬉しいこともない、そういう話だ。
ゆえにあすからは気持ちをリセットしてバリバリ生きていくと決めているし、今日に至るまでストイックに毎日を駆け抜けてきた自分も誇らしいものだ。
時折「休もうと思うことはやめた方がいい」なんて口にしてきたが、実際は私だって休みたかったし、休みを得ることを諦めていたのだ。
想定していなかった休日の登場につき、身体も心も休まったことだから、明日からは切り替えて毎日を過ごしていかなくては。
次にいつこんな休みが手に入るか分からない。だからこれからも単位と授業理解度を超優先しつつ、授業がない時に休めるくらいの心の余裕を持って行かなくちゃならない。
そうでないとまた授業サボって休むハメになるからね。