男、浅利七海と初の総選挙へ…
そして、2019年度のシンデレラガール総選挙が開幕した。
昨々年度の第7回シンデレラガール総選挙では「7回」にちなんで安部菜々Pが奮起、シンデレラガールとして安部菜々が190名の頂点に立ったという。
それに引き換え去年はというと、決定的なダイマが見つからないまま、また個人的にシンデレラガールにふさわしいと思えるアイドルも見つからなかったのでボイス付きアイドルにシンデレラガールになってもらおうという意思が湧かなかった。
その代わりに、1人のアイドルにボイスを付けようと思った。というかボイスが付いて欲しいアイドルを見つけた。
それが、「浅利七海」である。
一見「お魚好きアイドル」というイロモノ枠に見られがちだが、
コミュを見ていくと意外にも奥が深く、
クールアイドルでありながら天真爛漫に振る舞う姿や、
メモリアルコミュで見せた子供たちへの優しさ、
スシローコミュで見せた苦難に向かって突っ走る勢いの良さ、
しまいには特訓コミュでふところの深さを見せつけられた。
これは私がプロデュースしたいアイドル像の一つであったと確信した。
そして票という票を注ぎ込んだ。
中間発表で惜しく、最終順位で振るわぬ結果となったものの、来年までの指標がたった。
来年こそ浅利七海に絶対にボイスをつける。
燃やした闘志は本物であった。こうして、1年間浅利七海にボイスをつけるための戦いが幕を開ける。
そう決めた矢先、単発ガシャで浅利七海のSSRが当たった。運命も味方にしていく男の末路とは…