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クイックアクセスの使い方【簡単PC整理術vol.1】

 MS-365、Teams、メールなどをWeb分離ソリューションが導入されたPCで使用すると、ファイルのコピーや貼り付けができないため、ファイルやフォルダを各自のPC内にダウンロードする機会が増えます。 OnedriveやTeamsのクラウド内ファイルと自分のPCを行き来する内に、PCのデスクトップ画面やダウンロードフォルダにファイルが増えて、目当てのファイルを探すことが難しくなります。ダウンロードする時も目当てのファイルを探す時もクイックアクセスをカスタマイズしておくと時短になります。



1 クイックアクセスってなに?

 クイックアクセスは、よく使用するフォルダを上部に優先的に表示する機能です。Windows10以降で使えます。ファイルを保存やダウンロードする際に最も少ない動作でそれを可能にします。

2  よく使うフォルダをクイックアクセスに固定しよう

 ファイルを保存やダウンロードする際、自分のユーザードキュメントに一時保存フォルダを作成すると、デスクトップやダウンロードフォルダの容量を圧迫せずに済みます。そして、作った一時保存フォルダをクイックアクセスに固定すると便利です。固定する方法は、固定したいフォルダを右クリックして、「クイックアクセスにピン留めする」をクリックするだけです。

3 不要なフォルダをクイックアクセスの固定から解除しよう

 仕事で使うPCでは、ピクチャやミュージックやビデオなど、あまり使わないフォルダは、クイックアクセスの固定から解除しましょう。解除する方法は、「クイックアクセスからピン留めを外す」をクリックするだけです。

4 クイックアクセスのフォルダの順番をカスタマイズしよう

 クイックアクセスに表示されるフォルダの順番は、保存やダウンロードの際に一番よく使う順番に並べると便利です。エクスプローラーのフォルダをドラッグ&ドロップするだけです。


 デスクトップ画面やダウンローダーをごちゃごちゃのまま放置するとPCの処理速度が低下して効率が悪くなります。すると、反応を待ちきれず、何度もクリックしてPCがフリーズする原因になります。できるだけ、ユーザーのドキュメント、ショートカット、クイックアクセスを活用し、デスクトップやダウンローダーにファイルを保存したままにしないようにしましょう。ちなみに、エクスプローラーは、Windowsキー+Eで開くことができます。
 次回は、デスクトップのごちゃごちゃをユーザーのドキュメントに整理する方法について説明する予定です。

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