『"第3のスコアラー"パウエル』
こんにちは!でいむです。
今回は今シーズンのトレードデッドライン直前に、トロント・ラプターズからトレードで加入した
ノーマンパウエル選手
について話したいと思います。
日付は遡って、現地時間3月25日トレードデッドライン直前、日本では26日の早朝4時がトレードデッドラインの時間でした。午前4時直前のこと。
一生忘れられません。
アダムシルバー現NBAコミッショナーから、
ポートランド・トレイルブレイザーズとトロント・ラプターズ間でトレードがあったとのツイートがありました。
ブレイザーズ
・ギャリートレントjr
・ロドニーフッド
↓↑
ラプターズ
・ノーマンパウエル
というトレード内容でした。
僕はこの時ほんっとうに何も考えられなくなったのを覚えています。なぜなら、トレントjrがブレイザーズから出ていくことは絶対に無いと信じていたからです。
この時の僕は、
見ての通り荒れまくってました(笑)
パウエルが嫌だった訳ではありません。優秀な選手だと理解していました。
しかし、僕は理解よりも感情が勝ってしまいました。ただただトレントとフッドの移籍が悲しかったんです。それだけトレントとフッドは大きい存在でした。
さて、過去の話はこれくらいにして(笑)
今回の話題に移ります。
このトレードのブレイザーズの意図は、あくまで
優勝を狙いにいく
ということです。
NBA3年目のトレントのさらなる成長を待つことが出来れば良かったのですが、残念ながらリラードやマッカラムの高額契約、さらにはヌルキッチの契約期間などの影響で、ブレイザーズが優勝を狙うのは今しかなかったのです。
これらの理由により、ブレイザーズは現時点でトレントよりも経験が豊富で、さらには18-19シーズンにはラプターズで優勝を経験しているパウエルを獲得することを選択したんです。
さらにパウエルは、3ポイントシュートやディフェンスを得意とし、ブレイザーズ移籍前のラプターズでの今季のスタッツは、平均30.4分出場し、19.6得点、3.0リバウンド1.8アシスト 1.1スティール、FG成功率49.8%、3p成功率43.9%を記録し、
攻守ともに大活躍していました。
特に3p成功率はリーグでもトップクラスの成績で、さらにディフェンス能力にも定評がありました。
「でも、トレントもスリー上手いしディフェンスもよくやってたよね。トレントの将来を渡す程じゃなくない?」
と思った人もいるかもしれません。
実際僕も最初はそう思っていました。
しかし、
パウエルはトレントが持っていないものを持っているのです。それは、
ゴールに向かってアタックができる
ということ。
この点に関して、トレントと比べると圧倒的にパウエルの方が優秀なんです。
パウエルのゴールへのアタック力はリーグでもトップクラスで、特に速攻に関しての期待値はリーグで2番目の成績を残しています。
シューターでこれだけゴールにアタックする力がある選手はほとんどいません。
ブレイザーズは速攻が苦手なチームなので、この点だけを見てもブレイザーズがパウエルを獲得した理由がわかると思います。
さらにはパウエルはラプターズにいたこともあり、トレントよりも優秀なディフェンダーなので、ディフェンスが弱すぎるブレイザーズのニーズにマッチしているんです。
それでは、パウエル加入後のブレイザーズを見てみようと思います。
パウエル加入前
27勝18敗、勝率6割
パウエル加入後
13勝11敗、勝率5.4割
あれ?勝率下がってんじゃん!!
って思った方もいると思います。
そーです。パウエル加入後の方が勝ててないんです。
しかし、これには大きな理由があると思っています。それは、
・4月にチーム全体の調子が悪かったこと。
・パウエルがチームに馴染めていなかったこと。
特に2つ目の方は1つ目の理由にも絡んでくると思っていて、パウエルがどれだけラプターズを愛していたかが現れた結果だと思っています。
例えるならば、今まで住んでいた家や家族と離れて、全然知らない家の家族に「今日から君の家はここだよ」と言われて、お互いすぐに仲良くなれますか?ってことです。要は今のパウエルとブレイザーズの形がまだ成っていなかったんです。
ちなみに、、
パウエルがブレイザーズに加入して初めて笑顔の写真が撮られてからのブレイザーズの成績は、
なんと9勝1敗です!!勝率9割!!!
これは僕が勝手に言ってるだけなので、確かなデータではないですが(笑)
ですが、ブレイザーズが直近10試合で9勝もあげていることは紛れもない事実です。
とりあえずパウエルがチームに馴染んだブレイザーズは強いってことです。😤
さらに、250分以上出場しているラインナップの中で、現在のブレイザーズのスタメン
PG デイミアンリラード
SG CJマッカラム
SF ノーマンパウエル
PF ロバートコビントン
C ユスフヌルキッチ
のラインナップが、
ネットレーティング1位、
ディフェンスレーティング1位、
アシストとターンオーバーの比率で1位、
というデータまであります。
あのブレイザーズがディフェンスで1位なんて笑っちゃいますよね😅
これはあくまで最近リラードがディフェンス頑張ってることや、ヌルキッチが試合に出れていることもあってのことでしょうが、少なくともパウエル加入のおかげでもあることは間違いないでしょう。
ブレイザーズを良い方向へと導いてくれているパウエル。パウエル自身のブレイザーズ加入後のスタッツは、17.5得点、3.2リバウンド、2.0アシスト、1.3スティール、FG成功率43.5%、3p成功率35%を記録しています。
得点下がってるし調子悪いの?と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。
むしろこれだけ得点を取ること自体とてもすごいんです。
なぜなら、ブレイザーズには
リラードとCJ
というリーグトップクラスのバックコート陣がいるんですから。
この隣で平均約18点も記録するパウエルには僕も驚きを押えられません。
現在ブレイザーズはリラード、マッカラム、パウエルのスリーガードを布陣としていますが、この3人のスタッツを合わせると、1試合平均で
69.2得点、11.5リバウンド、14.3アシストを記録しています。
3人でチームの2/3程度を得点するんですから、相手チームからしたらたまったもんじゃないですよね(笑)
今年のブレイザーズは何かが違う!
そんな気がします😆
3人目のスコアラー、パウエルを獲得し、カーメロやサイモンズ、カンターなどの得点ゲッターを配置、さらにはコビントンやDJJといった優秀なディフェンダーを加え優勝へ直進するのみのブレイザーズ、
今年こそはの思いで突き進んでくれ!!
いかがでしたでしょうか?
今回も思ったより長くなってしまったので、次回からもう少し工夫しようと思いました😓
でも、少しでもパウエルの魅力や優秀さが伝わっていたならこれでもいいかなと思います。
それでは今日もこのコーナーで締めたいと思います。😚
今日の1枚はこれ!
うーん、何をしているのか全く分かりません😅
けどとりあえず可愛いので好きです(笑)
それではまた👋
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