年末

おもしろバラエティが乱立する季節、つまり今年も終わりが近づいてきました。
数えてみると主催・お手伝いも合わせて160本以上のライブに携わらせて頂きまして、年間の半分以上をライブに費やせたのは本当にありがたい限りです。

今年の総括としましては主催している2つのユニットライブのことについて書かせて頂きます。

まずは『若気の至り』

スタートより1年半以上が経ち、今までやってきたライブの中では最長となりました。
こういうユニットライブやってると絶対夏頃に中弛みの時期が来て、今年も「あれ?大丈夫か?」と思った瞬間もありましたが、孤高のネタ職人・レッドブルつばささんの加入もあり再度気が引き締まり、またなんといっても11月の特別編で先輩にボコボコにされたのは出演者全員のボルテージを上げるいい機会になったと思います。

ネタも凄かったですが、なんといっても平場でしたね。ずーーーっとカナメストーンさんのターンでした。カナメさんみたいなウケようが滑ろうが全部自分に引き付けて魅力に変える存在は今後絶対必要ですね。
先輩方の猛威の中、完全に萎縮しちゃってた若気メンバーでしたが、ゼロカラン やドリフィン高橋が一矢報いようと特攻していったのはカッコ良かったです。ゼロカラン って凄いんですよ、やっぱり。野呂のハートが強すぎる。脇はスターの素質あると思います。あとはどんなことが起ころうとも全部自分らで処理できるようになったら無敵だと思います。そしたら徳原旅行に「太って喋ってるだけ」なんて言われない存在になるでしょう。
あとネタで唯一勝利したラパルフェには感動しました。つるくんのネタ中の表情が完全に本気でした。あれはうれしかったね。

そんな11月を踏まえてのラストの12月でしたが、自分の中では今年最高だったと思います。
みんな高クオリティのネタでした。中でもジグロポッカと車海老のダンスのネタは痺れましたね。完全に乗ってるときの2人でした。ジグロって2人の表情であったり状況設定で笑わせらる漫才版かが屋とも言えるネタだと勝手に思ってるんですが、今回のは大喜利的な切り口も強く最近見ていたジグロのネタの中ではNo.1でした。来年は賞レースでも暴れると思います。
車海老のネタは毎回切り口が斬新なものばかりですが、今回は表現として素晴らしい漫才でした。あの題材で笑えるんだから見事の一言です。第10世代くらい新しいことやってると思います、見つかり次第、eテレで冠番組やると思います。それほど心に響くネタでした。

若気の至りって一応ネタ順位つくのですが、決してバトルライブという訳ではないので、ネタに企画と皆んなで楽しくやってるんですが、ネタに関しては割と皆んな若気に新しいネタ持ってきてくれて新しい形を試したりしてくれるお陰で程よいバチバチ感があります。
ライブを作ってる側としてはこの上なく嬉しいですね。そういう場として若気を捉えてくれているのは本当にやりがいを感じます。天狗花火なんかは今年1年間は毎回違うことをやってましたからね。それで1位を取った時は自分のことのように嬉しかったのですが、照れ隠しで「これで思い残すことはなくなったな」とか言っちゃって種市が発狂してました。ごめんね。

若気のルールとしてネタ・企画の総合1位が毎月mosさんが書いてくれる特別フライヤーになれるんですけど、あれは本当にいいですね。
言うならば若気の至りの「看板」的な打ち出しになるわけですから。mosさんにはマジ感謝です。クオリティも毎月上がってるからそろそろ訴えられる気もします。そうなったら今後全絵柄がフリー素材のイラスト屋になると思います。

このフライヤーを見てると2年間での移り変わりがよく見て取れます。
初回の方はワタナベ勢が完全に支配する形だったんですが、5回目くらいから1年くらい完全にシンテンチ無双の時期がありました。mosさんもシンテンチを描き過ぎて写真を見ないでも描けるようになったと言ってましたからね。
あとどの漫画にも1人は黒人キャラいるのを知れました。
でもあるところでぎょねこが無双するタイミングが来て、天狗花火やミベオノなど新たに台頭してくる群雄割拠に入ったところで、ここ3ヶ月くらいは竹内ズ無双に入りました。竹内ズといえば企画での大喧嘩は今年の企画ベスト3に入る面白さでした。あれ以降、喧嘩は定番化してきているんですが、竹内くんがくだりを完全に無視して暴行したお陰で今月は時空が歪んで誰のかわからないニット帽が召喚されていました。何かしらの奇跡を起こすのが竹内ズです。

ただ今月は久しぶりにジグロが1位になったし、
来年は暫くジグロ無双になる気もします。
車海老も来年は食い込んでくる気がします。

とまぁこんな感じに日々移ろいながら新たな形に進化し続けているのが若気の至りです。
若気の至りには四季があります。年間を通して決して同じ顔を見せない。回によって全く違う顔になっていってます。そういう意味でもお客様には追いかけてほしいライブです。
メンバーも外での活躍も増えてきてメディア出演も増えてきました。全員揃うことも少なくなってきて寂しさとありますがユニットライブとしては正解なので嬉しさの方が強いです。

新年からもどんどん新しいことに皆んなで挑戦していきます。誰がなんと言おうと今はめちゃくちゃ脂がのっています。間違いない。
ごちゃごちゃ言ってくる奴はマジでかかってこんかいてとこですわ。オラァ

そんな若気の至りの新年1発目は1月25日(土)
の同じ時間・同じ会場です。
いきなりシンテンチ・竹内ズ・レッドブルさんが仕事でお休みです。仕方ない!
今回は3組欠席なので助っ人もお呼びする予定ですので、是非ともお越し下さいね〜

『若気の至りvol.22』
1月25日(土)
開場18:30
開演19:00
しもきたドーン
料金1000円

出演
ぎょねこ
車海老のダンス
ジグロポッカ
ゼロカラン
天狗花火
徳原旅行
ドリルフィンフィンズ
町ルダさんのコンビ
ミベオノ
ラパルフェ

+助っ人2組

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山田ボールペン
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