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オリーブゴールドがすこ

ちょっと今日は好きなライブの話をさせて頂きます。

1年半くらいマセキ芸能社さんのライブスタッフをさせて頂いておりまして

毎月7日からスタートし、ブルー、レッド、オレンジなど多数のライブがある中で、これからマセキ芸能社に入りたいと意気込む人たちが集うライブ「オリーブゴールド」

毎月、両国亭で行われるオーディションに集まった20〜40組ほどの中から選び抜かれた10組の芸人さんのネタとマセキゲストによるネタを楽しめるライブ

マセキさんのライブはどれも本当に大好きですが、中でもこの「オリーブゴールド」が好きでスケジュールが合えば両国亭のオーディションからお手伝いさせてもらうようにしてます。

所属・ユースの皆さんがどなたも一癖も二癖もあるネタをされる方たちばかりなので、両国亭のオーディションを受けに来る方々も癖一点特化の方が多くて見ていて本当に楽しいです。今日は僕がオリーブゴールドをお手伝いさせて頂いてからの闘いの歴史を勝手に書かせて頂きます。

自分がお手伝いさせて頂いてるのはたったの1年半ですが、それでもライブの色は定期的に大きく移り変わり、移りゆく度に衝撃を与えてくれます。

自分が手伝い出した頃は、赤もみじさんを筆頭に徳原旅行やシャララさんや笹川さん、春とヒコーキさんや虫キチ堀川ランプさんなど今のライブシーンで大暴れする猛者がゴロゴロと凌ぎを削っていました。

上記のメンバーと入れ替わりのような形でフランスギャルさんや受験を終えたサイダーさんが登場する中で、ひつじねいりさんやジュースマンズさんやおべんとばこさんといった、解散などで一旦マセキを抜けられた方々が再度コンビを組んだりして出演されるようになり、これまた群雄割拠の時代はすぐに訪れました。

そんな中、ほぼノーマークだったとあるコンビがメキメキと頭角を現したのです。

そう、銀兵衛さんです。

銀兵衛さん自体は赤もみじさん達がまだいらっしゃった頃から出演はされていたのですが、正直当時の印象はそこまで濃いものではありませんでしたが、どこかのタイミングで今の漫才スタイルが確立され、その瞬間誰もが注目する存在となられました。

銀兵衛さんが所属を決められたライブは凄く印象的で、ひつじねいりさん・ジュースマンズさんがこれでもかというくらい爆ウケした後、トリでお二人は登場。「海外旅行」のネタでその日1番の爆笑を掻っ攫い文句なしの所属を決められました。袖や客席後ろに居られたお手伝いの芸人さんたちが全員唸っていたのを今でも覚えています。

上記の方々が所属されオリーブの出演者も大きく入れ替わりましたが、それでもオリーブゴールドには絶えずニュースターが現れます。

舎弟&爆弾世紀末のお2組です。

両国亭で初めて見たときは弓で脳を射られた時のような衝撃が走りました。
当時、平成から令和に変わるかどうかの時節。
そんな新時代目前で「ドアホ!」1本刀のストロングスタイル漫才師と「いや〜年号が令和に変わるわけですけどもね〜」の掴みから始まる時代のうねりからはみ出したような2組が現れたのです。基本、あまりウケることのない両国亭(お手伝いで所属の芸人さんも多数いらっしゃることもあり)を爆笑の渦に巻き込みました。時代は舎弟&爆弾世紀末時代に突入です。

しかし一筋縄ではいかないのがオリーブゴールド。ジュンさん、プノまろさん、高田ぽる子さん、そして海野宝さんの登場です。海野さんの登場は本当に衝撃的でした。

まずビジュアルが若い頃の島田紳助さんを更に不健康にしたような感じで、両国に初めて来られた時は顔色が白いを通り越して黄色くて何よりもまず心配になったのを覚えてます。

そしてネタが始まると怒涛のように上手いことと皮肉や毒舌を言いまくるんですけど、絶妙に滑舌がよくなく文字が耳の中で暴れるような感覚に陥りました。しかも顔色が黄色。パニックです。初回は合格されなかったけど、あの場にいた誰もがまた絶対に来て欲しいと思っていたはずです。再度こられた際はマセキの社員さんと大喜びしてました。

とにかくオリーブゴールドは他では見られない癖の塊のような若手の方ばかり見られるライブです。この令和の世の中にシンプルな漫談1本で闘ったり、ドアホを軸に漫才するコンビを見られるのは絶対オリーブだけです。今は自粛期間ですが、自粛があけたら絶対に観に行くべきライブの1つです。オリーブ行かずしてお笑い通なんて語れません!

爆弾世紀末VS舎弟の熱い戦い!そして新たな曲者の登場をかつ目せよ!

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山田ボールペン
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