【無料配布】Compare RSI Indicator【Trading View】
どうも、ビットコインFXトレーダーのぼーる丸です。
当インジケーターは、
現在見ている銘柄が別銘柄のRSIとどれだけ相関しているかを見える化する
という目的で制作致しました。
ほとんどの仮想通貨はBTCと値動きが連動する傾向にありますが、
たまに一部のアルトコインだけ相関が弱くなることがあります。
その性質を知っているアルトコイントレーダーの中には、
BTCとの相関が外れているアルトコインを狙って短期売買を仕掛ける
という戦術を採用している方も居るほどです。
相関が外れているかどうかを判別するなら詳細に確認する必要も無いので、
RSIとCC(相関係数)を利用して一つのチャートで銘柄の相関を確認できる
というコンセプトを目指して機能を実装しました。
その名も、
「Compare RSI Indicator」!
こちらを今回なんと無料で配布しちゃいます!
以下のtxtファイルに記載されているPineScriptを、
TradingViewの「Pine エディタ」にコピペ→保存してご利用ください。
Pine Scriptを触るのが初めての方は以下の記事を参考にしてください。
RSIとは?
RSIの使い方につきましては、以下の記事をご一読ください。
RSIを利用することで、
現在の価格が買われすぎなのか売られすぎなのか判断することができます。
多くのトレーダーさんが使っている人気インジケーターなので、
ご存知の方も多いかもしれませんが念のため説明致します。
一般的にはこういった感じの使い方ですが、
50以上を維持していれば買いの勢いが強く、
50以下を維持していれば売りの勢いが強いという捉え方もできます。
逆張りと順張りのどちらでも活用することができ、
とても使い勝手の良い素晴らしいインジケーターです!
CCとは?
CCにつきましては、以下の記事をご一読ください
CC(相関係数)を利用することで、
2つの銘柄がどれくらい相関しているのかを判断することができます。
CCは1から-1までの値で折れ線グラフとして表現され、
1に寄るほど相関が強く-1に寄るほど逆相関になります。
極端な例を挙げると、
2つが同じ銘柄なら値は1で固定されて、
全く逆の動きをする銘柄なら値は-1で固定されます。
※BTCと完全に逆相関の銘柄が見つからないためPAXGUSDと比較しました。
上の画像は全く同じ銘柄なので1固定、
下の画像は逆相関傾向の銘柄なので-1寄りという結果になりました。
という感じでCCを利用することで、
2つの銘柄がどれだけ相関しているのかが一目でわかるというわけです。
Compare RSI Indicatorとは?
Compare RSI Indicatorは、
2つのRSIとCCを同時に表示しより詳細に相関状況を確認できるようにした
アルトコイントレーダー向けのインジケーターです。
何故アルトコイントレーダー向けかというと、
上でも紹介した通り仮想通貨全体はBTCと相関が強い傾向にあります。
基本的にBTCが元気じゃないと他のアルトコインも元気は出ないですし、
BTCが元気になると他のアルトコインもイキりだします。
ところがBTCが元気じゃなくても単独で飛び立つ銘柄もあれば、
BTCが元気でもよわよわな銘柄も存在します。
しかし仮想通貨に精通している歴戦のトレーダーでもなければ
BTCと他の仮想通貨が相関しているか判別するのは難しいと思います。
それに今までは目視で確認する場合、
2つの銘柄のチャートを交互に見比べなければなりませんでした。
(もしくはBTC建てのチャートを確認していました)
ですがこれからはCompare RSI Indicatorを採用することで、
1画面で2つの銘柄がどれだけ相関していて強いのか弱いのかまで
一目でわかるようになるのです!
2つの銘柄の相関だけならCCで対応できたのですが、
そこに2つのRSIを追加することで強弱までわかるようにしました。
そのおかげで以下のような判断ができるようになります。
「BTCと相関が外れていてRSIが高いな、買いを入れてみよう」
「BTCと相関が外れていてRSIが低いな、底で仕込んでみよう」
どっちにしろ買うんか~い!という感じですが、
前者は短期目線での売買、後者は長期目線での売買なので
あくまで戦術が違うだけの一例です。
Compare RSI Indicatorの使い方
CC
相関係数であり比較元の銘柄とどれだけ連動しているかを指します。
元のCCでは1~-1の間で動きますが、
RSIの表示と合わせるために100~0に調整しています。
(このCCと元のCCを比較した場合、100=1、0=-1という割り当てになります)
RSI
現在見ているチャートのRSIを表示します。
青色の線で、後述のCompare RSIより上回ると間が緑色に
Compare RSIより下回ると間が赤色に塗りつぶされます。
Compare RSI
比較元の銘柄のRSIを表示します。
オレンジ色の線で、前述のRSIより上回ると間が赤色に
RSIより下回ると間が緑色に塗りつぶされます。
(比較元の参照はデフォルトで「INDEX:BTCUSD」を設定しています)
それ以外の背景の色は通常のRSIと同じ仕様となっています。
Compare RSI Indicatorの全体としての見方ですが、
CCの数値が極端に下がったらRSIの強弱を確認して
その後チャートを確認して売買判断を行うという流れです。
ただしCompare RSI Indicatorのみで売買判断をするのは難しいので、
他のインジケーターと組み合わせてエントリーポイントを探しましょう。
ちなみにRSIとCompare RSIの間に差があるのにCCの値が高かったり、
RSIとCompare RSIの間に差がないのにCCの値が低いケースもあります。
(上記の画像で四角に囲った箇所にご注目ください)
これはRSIが広がっていたところから戻る過程でCCの数値が下がったり、
RSIが広がった状態で同じ動きをする場合はCCの数値が高かったりと
それぞれの移り変わりが複雑に絡み合って発生する事象のようです。
なので以下のようなケースが存在しているということを覚えておくと
よりスムーズにインジケーターを使いこなせるようになるかもしれません。
①CCが100に近く、RSIとCompare RSIに開きが無いケース
→比較元と相関が強くRSIに差が無い状態
②CCが100に近く、RSIとCompare RSIに開きがあるケース
→比較元と相関が強くRSIに差がある状態
③CCが0に近く、RSIとCompare RSIに開きが無いケース
→比較元と相関が弱くRSIに差が無い状態
④CCが0に近く、RSIとCompare RSIに開きがあるケース
→比較元と相関が弱くRSIに差がある状態
こうして言語化すると一見矛盾しているようで両立することがわかります。
とはいえ上記を理解した上でもなかなか判別が難しいと思うので、
もう少しシンプルに考えてみる等自分に合った使い方を見つけましょう。
おわりに
Compare RSI Indicatorは自分が行っていたルーティーンを簡略化するための
時短用インジケーターとして制作しました。
そのためアルトコイントレーダーにとっては
結構実用的な出来になったと自負しております。
とはいえ使いこなすには慣れが必要なので、
ある程度使い込んでみてエントリーポイントを見つけられるようになるまで
訓練してみてください。
今後もぼーる丸のインジケーターを使ってみたいという方は、
是非Twitterアカウントをフォローいただければ幸いです!
普段はビットコインや草コインの相場分析をやっております!
ではでは!
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