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数的有利とは/個人戦術

皆さん、こんにちは

サッカー研究所のBallerです

今回は、「数的有利とは」というテーマで書いていきたいと思います

よく、「数的有利を作れ❗️」
という言葉を耳にすると思います

そもそも、数的有利とはなんでしょうか、また、なぜ重要視されているのでしょうか?

そうした観点からサッカーを掘り下げ、より個人戦術である、サッカー理解を高めて頂ければ幸いです




数的有利とは


数的有利とはなんでしょう?

単語の通り、数で有利だと言うことです

もっと、掘り下げましょう

数とは、プレイヤーの数を表します

敵チームと自チームのそれぞれの人数です

有利とは、自チームのほうが有利で、敵チームのほうが不利ということです

そして、スポーツにおいて、ましては何かを競うとなった時は、基本的に人数が多い方が有利であることは皆さんご存知のことでしょう

よって、数的有利とは、
敵チームより自チームの人数を多くして自チームを有利にする
ことだと言えます




なぜ、数的有利をつくるのか


では、数的有利とは何かが分かったところで、なぜ作るのか

ここがとても大事です

先ほど、人数を敵チームより自チームを多くすることだと言いましたね

人数を増やすと、攻撃の場合はボールをとられにくい、守備の場合はボールホルダー(ボールをもっている人)にプレスをかけやすいという利点があります

また、対峙している相手が明確に定まっていないため、相手に意識を向ける分の労力をボールに注力できます

このように、ボールに意識を向けやすく、奪われにくくボール奪取しやすい、精神的な安定性を得ることができます

こうした精神から、プレーや動きに安定性が出て、突破もしくはボール奪取に繋がるという訳です

しかし、仮にです

仮に、攻撃の時、数的同数(両方のチームの人数が同じ)でも、圧倒的なテクニックから、精神的安定性をもてるチームがいるとしたらどうでしょうか

数的優位をつくる必要はありませんよね

なぜなら、数的優位で得られる利点を数的同数でも得られるからです

よって、数的優位をつくるというのは精神的安定性を得るための手段でしかありません

手段の中で、最も行いやすいというだけです

しかし、現状として数的同数でも精神的安定性を得られているのはごく僅かのチームだけですけどね


どうやって、数的有利をつくるのか


主に2つの方法があります


①グループ戦術で

同数から、攻撃ではポジショニングや寄る離れる、守備では切りながらプレスをかける、などで数的有利を瞬間的につくることです

これらの、崩し方奪い方は、敵チームと自チームの人数によって大きく変わるので、また別の記事で解説したいと思います

②チーム戦術で

チーム全体のローテーションで数的有利をつくることです

これに関しては、僕の記事ではなく他のライターさんの記事を見てもらったほうが分かりやすく、速いと思いますので、あまり書きません

【攻撃】
サリーダラボルピアーナ
偽SB
偽CB
偽9番
オーバーラップ
【守備】
ゲーゲンプレス

等と調べてみると面白いと思います

しかし、いずれの方法をとるにせよ、重要なのはこれらを行うことではありません

これらを行った上で、どうしたいか?
が重要です

例えば、ボールを持つ時間を多くして体力を回復させたいという「目的」から、サリーダラボルピアーナという「手段」を行うなどです

そこが抜けているなら、むしろそういった手段を、やらないほうがチームとしては良い方向へ進むと思います


まとめ


今回は、数的有利とは何か、なぜ数的有利をつくるのか、どうやって数的有利をつくるのか、の3つについて書いてきました

要は、

・数的有利とは、敵チームより自チームの人数を多くすること
・数的有利は、精神的安定性を得るための手段でしかない
・数的有利をつくる手段は、グループ戦術とチーム戦術に分けられる
・数的有利をつくるチーム戦術を行う時は、目的を明らかにする

ということが、お分かり頂けたら幸いです

最近週1投稿が続けられているので、この調子で頑張っていきたいと思います

ぜひフォローと拡散よろしくお願いします

ではまた


ベッケンバウアーの名言
勝利への姿勢って大事ですよね









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