【今日コレ受けvol.045】怠け者の自分に鈴をつける
ねえ、君さあ。またサボったよね。みんな優しいから言わないけど、しれっと、1回飛ばしたよね。マジで、そういうとこだぞ。
ということで、昨日の「今日コレ受け」またもサボりました。反省してます!
あっ、この件、もう飽きました? ですよね。先に進みます。
という具合に、隙あらばサボろうとする人間なので、私は自分のことを全く信用していない。
「こんな怠け者見たことがない」と言われたこともある。一瞬びっくりしたけれど、「よく見てるな、この人」って感心した。そして「よくぞ、言いにくいことを言ってくれた」と感謝した。おかげでそれ以来、怠け者である自分をしっかりと監視できているから。
一方で、信用しているところもある。口にしたことは基本的にやるところ。これは「約束したことは守れ」という母の教育のたまもので、「こんなに怠け者で小狡い子、どうにかしなければ」と考えた末の方針だと受け止めている。
彼女は「勉強しろ」とは全く言わない人だが、宿題をやらないと激怒する。なぜなら、「宿題は先生との約束」だから。「やりたくないのなら、宿題を出されたそのときに『やりたくないのでやりません』と先生にちゃんと言ってきなさい」と主張する。めちゃくちゃだが、まあ筋は通っている。
おかげで、夏休みの最終日に死に物狂いでやり切る“土壇場力”がついたし、今日も「今日コレ受け」を書くことができた。
毎朝7時に更新、24時間限定のショートエッセイCORECOLOR編集長「さとゆみの今日もコレカラ」。「朝ドラ受け」のように、その日の「今日もコレカラ」を受けてそれぞれが自由に書く「遊び」です。
全く信用できない自分との付き合い方【さとゆみの今日もコレカラ/052】