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ちゃんと良かったと答えたい
週末は練習試合だった。
この日はフットサルで5人制だったので息子はベンチスタート。
ただ出番はすぐに来る。
開始5分で息子がコートに入り、チームの動きは格段に良くなる。
息子が目立ってすごいプレイをしているわけではないが、チームのバランスを整えるのが上手いんだろう、チームはしっかりボールが繋がり相手を脅かすようになってきた。
試合後お褒めのお言葉を他の保護者さんからいただく。
「○○(息子)が一番良かったんじゃないですか」
おれはとっさに
「いやいや、とんでもないっす。まだまだですよ。」
一番かどうかはともかく、おれも息子のプレイが良かったと思っていたのに、だ。
きっと他の親御さんもそうだと思うが、我が子が褒められたら謙遜してしまう。
それが会話のテンプレになっている部分もある。
褒めてくれた保護者さんは、別にサッカー選手として100点だとか思っていないし、ただ単にこの試合の出来が良かったと言ってくれただけだ。
なのに照れ隠しと言うか、謙遜と言うか、いやいやとんでもない、と答えてしまう。
おれは「ありがとうございます、息子いいプレイしてましたよね」と、言えるようになりたい。
息子がまだまだなんて百も承知だよ。
「息子がチームに好影響をもたらした」とか言っても所詮そういうレベルでの戦いだというのもわかった上での話なんだけど、こうしてnoteに書く際も「もちろん低い低い小学生レベルの話です」みたいな注釈を入れようとしてしまう。
そういう謙遜が悪だというわけじゃない。
ただおれは自分がそういう謙遜をした後に「ああ、息子に悪いかな」と思ってしまう。
「せっかく頑張っていい結果出してたのにな」と。
だったら謙遜なんか止めて「一番良かったんじゃないですか」と言われたら胸を張って「そうですね。一番かどうかはわからないですけど、いいプレイしてましたね」と言えるようになりたい。
息子と直接話してるときは別に気負うことなく良かったら良かったと褒められるのに、他の親御さんとの会話では親バカだと思われたくないのか、なかなか難しい。
難しいのだが、息子がサッカーで上手くいかないときに「難しいけど頑張って出来るようにならないとな」とかいってるのはおれだ。
おれが頑張れってハナシ。