バリ島の漁師町&サーフスポット【スランガン】在住者が魅力を語る
サーフィン好きな方や、バリ島リピーターさんはご存知かもしれませんが、バリ島の『スランガン / Serangan』というエリアをご存知ですか?
ここは、クタとサヌール地区の丁度中間辺りに位置している、昔ながらの漁師町です。
漁師町ならではの暮らしや食文化の他、それ以外にも沢山魅力があるエリアなので、ご紹介したいと思います!
スランガン村は、バリ島の孤島だった?!
場所は、クタからサヌール方面にバイパス沿いを走ること、約15分。
ゴミ処理場が近くにある為、スランガンの入り口周辺は、独特な嫌~な生ゴミ臭がします。※ただし、村内に入ると匂いは全くありません
その匂いと、左側に建つロッテマートを目印に、バイパスから右に入っていった場所が、スランガン村です。
エントランスを入っていくと、真っすぐな道が続いていて、現地の人々は、ここで車の運転を練習するそうです。
※ご注意
スランガン村の入り口周辺は、開発工事がずっと行われています。
道が舗装されていなかったり、悪天候で道が悪い時など、バイクの運転には充分お気を付けください。
漁師町ならではの食文化!魚が美味しい!
スランガン村は、昔はバリ島本島から離れた孤島になっており、橋が作られる前は、小舟を使って行き来しなくてはいけませんでした。
今では橋を使って簡単に行き来が出来るようになりましたが、孤島だったせいなのか、スランガンの村は、バリ島本島とは少し変わった食文化や風習が根付いているように感じます。
スランガンの村は、とてものどかな田舎の雰囲気で、牛やヤギが放牧されています。
漁業を営む人が多い為、海には沢山のボートが停泊してあり、港もあります。
村の入り口には、現地の人々が営むワルン(大衆食堂)が並び、美味しい 魚介類や海藻の料理 を味わうことが出来ます。
安くて美味しい、シーフードBBQが食べられることでも有名です!
また、バリの人々(本島の人)は、あまり魚を生で食べる習慣はありませんが、スランガン村の人々は、お刺身を好んで食べます。
新鮮な魚介類が、毎日水揚げされている為、生で食べる醍醐味を知っているのかもしれません!?
スランガンは、日本人サーファーに人気のサーフポイント
バリ島の季節は大きく2つに分かれ、5月~10月が乾季、11月~4月が雨季と言われています。
スランガンビーチは、年中波乗りが楽しめますが、雨季の時期に波が良くなる ことで有名です。
そして、日本人が好む波質の為、観光シーズンでは大勢の日本人サーファーが集まります。(ロシア人も多い)
スランガンビーチの波質と、ポイントまでの手段
サーフポイントの特徴としては、ブレイクポイントがビーチから遠いので、ポイントまで行くのが少し大変です。
気合いでパドルで行くのも良いですが、かなり体力を消耗するので、特にビギナーは「ジュクン」を使うことをオススメします。
「ジュクン」とは、とバリ島伝統のアメンボ型の小舟です。
料金は交渉次第ですが、1人 100,000〜150,000ルピア(約1,000円前後)くらい?でしょうか。
干潮時は、リーフが剥き出しになりますので、注意が必要です。
波質は、レギュラーとグーフィーが楽しめ、メローですがパワーのある波なので、テイクオフがしやすいんだそうです◎!
バリ島内でも、特に日本人サーファーに好まれるポイントの1つです。
絶景のサンセットも見れます♡
ウミガメセンターで、子亀の放流体験も可能
スランガンには、海亀の保護センター があり、海亀の卵を保護しています。
ある程度大きくなるまで育ててから、海に放流する活動なども行われています。
保護センターは誰でも見学が可能ですが、少額の寄付金をご用意下さい。
また希望者には、子亀の放流体験 も可能です。(時期によっては出来ない場合があります)
運が良ければ、サーフィン中に海亀にも遭遇するかもしれませんね♪
更に・・・!!
スランガンビーチでは、たまに ジュゴン が現れます!
背びれはないものの、海の中で巨大な生き物に遭遇したら、相当焦りそうです・・・(笑)
水族館で見るジュゴンは、白っぽい薄い水色をしていますが、バリ島のジュゴンは全身に苔が生えているので、茶色です。
人には慣れているそうなので、近づいてくることもあるかもしれませんが、見つけた人はスーパーラッキー★
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昔からのバリ島リピーターさんで、スランガンをよく知っている方も多いと思います。
2018年の4月、ビーチサイドにあったワルンが撤退したニュースは、まだ記憶に新しいでしょう・・・
あれ以来、スランガン村の周辺では、現在も大規模な開発が行われています。
ゴミ処理場なのか、新たな観光スポットに生まれ変わるのかは未定ですが、昔のあの素朴な雰囲気も最高でしたよね・・・(寂しい)
これからのスランガン村が、どのように変貌を遂げるのか、楽しみにしましょう♪
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