7/3(月) 米国マーケット情報 (パフォーマンス、経済指標、決算情報)
米国市場振り返り
HEADLINE 7/3(月)
先週すべての主要指数が2%以上上昇した後、短縮された月曜日の取引でほとんど変化しなかった
✅米国株はほとんど変化なし:
🔘DOW: +0.03%
🔘S&P500: +0.12%
🔘NASDAQ: +0.21%
🔘RUSSELL2000: +0.43%
🚨注目
TESLA(TSLA)は、4-6月期世界納車台数は過去最多の46万6140台となり、市場予想(約44万8350台)を上回り、四半期としては過去最多で前年同期比83%増、株価大幅上昇
今月19日に4-6月期決算を発表予定
✅米国株は、
🔘AAPLがVision Proヘッドセットの生産計画の大幅な削減を余儀なくされた
🔘NFLXがターゲティング/テーラーメイド広告フォーマットを開発
🔘AZNは新がん治療薬の試験データに対する失望感から軟調
🔘DISのインディ・ジョーンズ新作、公開週末の興行収入が予想を下回る🔘GS、コンシューマー・バンキング事業の廃止を協議中と報じられる
🔘中国ハイテク、小売、産業金属、地方銀行などもアウトパフォーム
🔘ヘルスケアはかなり広範な弱材料で出遅れた。
🔘大手ハイテクはほぼ下落
🔘ホームビルダー、ストリーミング、HPC、廃棄物、取引所などがアンダーパフォーム
✅ブルサイドは、
🔘ソフトランディング期待(堅調な労働市場、健全な消費者バランスシート、住宅市場の反発)
🔘ディスインフレの牽引力
🔘ピークに近いFRB
🔘下期の業績回復
🔘AIによる恒久的な成長の追い風
上記がFOMOが注目される強気材料となった
✅ベアサイドは、
🔘FRBの長期化(および世界的な利上げサイクル)
🔘狭い市場における主導権
🔘バリュエーション、流動性の逆風、営業レバレッジと利ざやのリスク
に注目している
✅6月ISM製造業景況指数は、
🔘さらに縮小に転じたが、支払物価指数は予想よ りも軟調で、ディスインフレ・テーマをさらに後押しする結果となった。
🔘雇用部門も縮小に転じたが、新規受注は順次改善した。
✅今週の経済指標発表は、
🔘7/5水:FOMC議事録
🔘7/6木:ISMサービス部門とADP民間雇用者数
🔘7/7金:6月の非農業部門雇用者数とその他の公式指標
が発表される。
✅世界情勢
🔘サウジアラビアは、100万B/Dの自主減産を1カ月延長
🔘ロシアも減産計画を発表
🔘中国は、チップ製造に使用される主要金属に規制をかけた
指数/セクター別 パフォーマンス
指数パフォーマンス(前日比)
セクター別パフォーマンス(前日比)
指数パフォーマンス(月間・年間)
セクター別パフォーマンス(月間・年間)
その他 パフォーマンス
国債: かなり不安定な取引で全面安
ドル指数: 対円では堅調だが対ユーロと対ポンドでは小幅な変動
金: 0.1%上昇
ビットコイン先物: 2.1%上昇
WTI: 0.2%下落
今週の経済指標発表スケジュール
✅7/3(月)
★★☆ 製造業購買管理者指数 (6月)
🔘結果:46.3 🔘予想:46.3 🔘前回:48.4
★★★ ISM製造業購買担当者景気指数 (6月)
🔘結果:46.0 🔘予想:47.2 🔘前回:46.9
前月から低下し、8カ月連続での活動縮小を示した。生産や雇用、仕入れ価格などの指数が下がり、総合指数は約3年ぶりの低水準
雇用指数も48.1と縮小圏に転じ、製造業で雇用増の企業が減ったことを示唆
✅7/4(火)
米国市場 休場(独立記念日)
✅7/5(水)
23:00~
★★☆ 製造業新規受注 (前月比) (5月)
🔘予想:ー 🔘前回:0.4%
✅7/6(木)
3:00~
★★★ FOMC議事要旨
21:15~
★★★ ADP非農業部門雇用者数 (6月)
🔘予想:236K 🔘前回:278K
21:30~
★★★ 失業保険申請件数
🔘予想:245K 🔘前回:239K
★★☆ 貿易収支 (5月)
🔘予想:-69.80B 🔘前回: -74.60B
22:45~
★★☆ マーケット総合PMI (6月)
🔘予想:53.0 🔘前回: 53.0
★★★ サービス業購買部協会景気指数 (6月)
🔘予想:54.1 🔘前回: 54.1
23:00~
★★☆ ISM非製造業指数 (6月)
🔘予想:50.5 🔘前回: 50.3
★★☆ JOLT求職 (5月)
🔘予想:ー 🔘前回: 10.103M
✅7/7(金)
21:30~
★★★ 非農業部門雇用者数 (6月)
🔘予想:200K 🔘前回:339K
★★★ 平均時給 (前月比) (6月)
🔘予想:0.3% 🔘前回:0.3%
★★★ 失業率 (6月)
🔘予想:3.7% 🔘前回: 3.7%
決算情報
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