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11/1(金) 🇺🇸米国マーケット情報 (パフォーマンス、経済指標、 $TSM 決算情報)


🇺🇸株式市場振り返り


HEADLINE

金曜の取引で米国株は上昇したが、最高水準からは大きく離れた



🇺🇸 米国株は上昇📈


🔘 DOW:     
+ 0.69%
🔘 S&P500:     
+ 0.41%
🔘 NASDAQ:    
+ 0.80%
🔘 RUSSELL2000:  
+ 0.61%

✅ 大きな話題がいくつかあったにもかかわらず、取引はかなり静かで、何もなかった。 国債は、雇用統計が予想を下回ったにもかかわらず、直近の軟調地合いを拡大

🔘 S&P500は2週連続の下落となり、NASDAQは7週連続の上昇を断ち切った。

🔘 AMZNがAAPLを上回ったため、大手ハイテク企業が牽引役となった

🔘 その他のアウトパフォーム銘柄は、半導体、航空会社、ライフサイエンス、メディア、レストラン、ソフトウェア、クレジットカードなど

🔘 相対的なアンダーパフォームは、公益事業、為替、タバコ、飲料、ドラッグストア、アパレル、テレコムなど


✅ 🇺🇸経済指標・経済ニュース


🔘 10月非農業部門雇用者数
1.2万人増にとどまり、コンセンサス(~11~12万人)を大きく下回った

🔘 失業率
横ばいの4.1%

🔘 平均時給
前月比0.4%上昇、コンセンサスと前月比0.3%を上回る。 労働時間は横ばい、労働参加率は低下。 8月と9月の改定値は、労働市場の冷え込みに関する従来の考えと一致したが、天候やストライキの影響を考慮すると、報告はノイズフルになると予想された

🔘 10月ISM製造業景況指数
新規受注と雇用指数がわずかに改善したものの、生産指数の低下と価格指数の急上昇を含め、予想を下回り23年6月以来の低水準に落ち込んだ

Fed Speak

🔘来週の米連邦準備制度理事会(FRB)を控え、FRB理事会発言はない。


✅ 🇺🇸企業情報、決算情報


🔘 AAPL
iPhoneの業績改善で好調だったものの、12月Qのサービスは低調だった


🔘 AMZN
3セグメントすべてで利益率が拡大し、営業利益が大幅増益となった


🔘 XOM
増産と増配で好調


🔘 CVX
米国メキシコ湾岸産油所の増産とコスト削減による追い風を強調


🔘 INTC
データセンターとAIが好調、第4四半期の見通しも予想以上



その他 パフォーマンス


  • 国債: カーブのスティープ化で軟調

  • ドル・インデックス: 0.3%上昇し、対円、対ユーロでは上昇したが、対ポンドでは下落📉

  • 金: 小幅続落📉

  • ビットコイン先物: 1.4%下落し、序盤の強さを覆した📉

  • WTI原油: 0.3%上昇📈したが、最高水準からは離れた



今週の🇺🇸経済指標発表
(日本時間)



✅ 10/29(火)


21:30
★★☆ 小売業在庫(自動車を除く) (9月)
🔘結果:0.1% 🔘前回:0.5%
22:00
★★☆ S&P/CS HPI コンポジット-20(季節調整なし) (前月比) (8月)
🔘結果:-0.3% 🔘前回:0.0%
★★☆ S&P/ ケース・シラー住宅価格指数(20都市) (前年比) (8月)
🔘結果:5.2% 🔘予想:4.9% 🔘前回:5.9%

23:00
★★★ 消費者信頼感指数 (10月)
🔘結果:108.7 🔘予想:99.5 🔘前回:99.2
10月に市場予想を上回る上昇となり、2021年3月以来の大幅な伸びを記録した。経済全般と労働市場に対する楽観が指数を押し上げた



★★★ JOLTS求職 (9月)
🔘結果:7.443M 🔘予想:7.920M 🔘前回:7.861M
減少し、2021年1月以来の低水準となった。一方でレイオフが増え、労働市場の減速と整合する内容

過去2年の大半において減少傾向にあり、今回の統計では幅広い業界での減少が示された。9月のレイオフ件数は23年1月以来の高水準に増加。自発的離職者の割合である離職率は低下し、新しい職を見つける自信が薄れていることを示唆


✅ 10/30(水)


21:15
★★★ ADP非農業部門雇用者数 (10月)
🔘結果:233K 🔘予想:110K 🔘前回:159K
民間雇用者数の伸びが加速し、1年余りで最大の増加となった。労働需要が極めて堅調なことが示された



★★☆ コア個人消費支出価格 (Q3)
🔘結果:2.20% 🔘予想:2.10% 🔘前回:2.80%
★★★ 国内総生産 (前期比) (Q3)
🔘結果:2.8% 🔘予想:3.0% 🔘前回:3.0%
堅調なペースで拡大した。世界的な逆風や11月の米選挙を控えた不透明感にもかかわらず、家計と企業が底堅さを維持
個人消費は2023年初頭以来の高い伸びとなった。自動車や家具、娯楽用品など、財への支出が全体を押し上げた

棒グラフ:GDP、折れ線グラフ:PCEコア価格指数(いずれも前期比年率、季節調整済み)
出所:経済分析局



★★☆ GDP物価指数 (前期比) (Q3)
🔘結果:1.8% 🔘予想:1.9% 🔘前回:2.5%

★★☆ 中古住宅販売保留 (前月比) (9月)
🔘結果:7.4% 🔘予想:1.9% 🔘前回:0.6%


✅ 10/31(木)


21:30
★★★ 失業保険申請件数
🔘結果: 🔘予想:231M 🔘前回:227M
★★☆ 失業保険継続申請件数
🔘結果:1,862K 🔘予想:1,890K 🔘前回:1,888K

★★★ コアPCE物価指数 (前年比) (9月)
🔘結果:2.7% 🔘予想:2.6% 🔘前回:2.7%
★★★ コアPCE物価指数 (前月比) (9月)
🔘結果:0.3% 🔘予想:0.3% 🔘前回:0.2%
★★☆ PCE物価指数 (前年比) (9月)
🔘結果:2.1% 🔘予想:2.1% 🔘前回:2.3%
★★☆ PCE物価指数 (前月比) (9月)
🔘結果:0.2% 🔘予想:0.2% 🔘前回:0.1%
連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として重視するPCEコア価格指数が前月比で4月以来の大幅上昇となった。連邦公開市場委員会(FOMC)は9月に0.5ポイントの利下げを実施したが、今後は緩やかに引き下げるとの観測が裏付けられた

折れ線グラフ:PCEコア価格指数、棒グラフ:実質個人消費支出(いずれも前月比)
出所:米経済分析局


★★☆ 雇用コスト指数 (前期比) (Q3)
🔘結果:0.8% 🔘予想:0.9% 🔘前回:0.9%

★★☆ 個人支出 (前月比) (9月)
🔘結果:0.5% 🔘予想:0.4% 🔘前回:0.3%

22:45
★★☆ シカゴ購買部協会景気指数 (10月)
🔘結果:41.6 🔘予想:47.1 🔘前回:46.6


✅ 11/1(金)


21:30
★★☆ 平均時給(前年比)(10月)
🔘結果:4.0% 🔘予想:4.0% 🔘前回:4.0%
★★★ 平均時給 (前月比) (10月)
🔘結果:0.4% 🔘予想:0.3% 🔘前回:0.3%

★★★ 非農業部門雇用者数 (10月)
🔘結果:12K 🔘予想:106K 🔘前回:223K
★★★ 失業率 (10月)
🔘結果:4.1% 🔘予想:4.1% 🔘前回:4.1%


★★☆ 行動者率 (10月)
🔘結果:62.6% 🔘予想:62.7% 🔘前回:62.7%
★★☆ 非農業部門民間雇用者数 (10月)
🔘結果:-28K 🔘予想:90K 🔘前回:192K
★★☆ U6 失業率 (10月)
🔘結果:7.7% 🔘前回:7.7%

22:45
★★★ 製造業購買管理者指数 (10月)
🔘結果:48.5 🔘予想:47.8 🔘前回:47.8

23:00
★★☆ 建設支出 (前月比) (9月)
🔘結果:0.1% 🔘予想:0.0% 🔘前回:0.1%
★★☆ ISM製造業雇用指数 (10月)
🔘結果:44.4 🔘予想:45.0 🔘前回:43.9
★★★ ISM製造業購買担当者景気指数 (10月)
🔘結果:46.5 🔘予想:47.6 🔘前回:47.2
★★☆ ISM製造業価格 (10月)
🔘結果:54.8 🔘予想:48.9 🔘前回:48.3



決算情報


10/28〜🇺🇸決算スケジュール
注目は
10/28   $F
10/29 $AMD $GOOGL $MCD $V $SOFI
10/30 $LLY $MSFT $META $SBUX
10/31 $UBER $AMZN $AAPL $MA
11/1 $CVX $XOM

今週はS&P500種株価指数の時価総額の約40%に相当する169社が決算発表を予定しており、第3四半期決算シーズンのピーク週となるが、企業ニュースに関してはかなり静かだ。 今週はマグニフィセント・セブンのうち5社の決算が発表される。


Pick Up Earnings


  • Appleなどの顧客にサービスを提供する世界最大の先端チップ製造会社

  • TSMCはQ3純利益が54%増加したと発表

  • 木曜日の取引で株価が10%近く上昇🚀


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