縄文杉トレッキング-ガイドさん-

普段トレッキングなどしないから、ツアーガイドをお願いすることにした。
ガイドさんは選べる会社と、選べない会社がある。
私は何かあった時にしっかり対応してもらいたかったので、それなりの規模でやってそうな（この辺りはネットで口コミみたり、手掛けてるツアーの数とかで類推するしかなかった）ところに依頼した。
私がガイドさんに期待するのは、見どころを逃さないで教えて欲しいこと、歩き方など、その場その場に応じたコツを教えて欲しいこと。

私のグループのガイドさんはベテランで、登山口でバスを降りて初めて挨拶した。
当日雨だったので、バスの中では他のグループのガイドさんが、中止になるかも、気象庁の発表を待ちます、という案内を繰り返しされた。
相手は自然なので、中止でも仕方ない、中止になったら何をしようかなと考えていたら、ツアー催行が決定。バスの中でちょっと拍手が沸き起こった。

ただ、登る前や登っている途中も、散々、何で中止にならなかったのか、バスが運行中止になったらツアーなくなってたのに、と繰り返し繰り返しガイドさんの愚痴を聞かされる羽目に。雨が降ってるから、縄文杉まで行けなくて途中で引き返す可能性も高い、最初から中止してくれてればガイドも助かった、なども何回も聞かされた。
聞けば連日休みなく働いているようで大変そうだったし、そして、人の命とか怪我とかに関わるので神経質になるのはわかるけど、それは雇用主に言うことであって、お金払って来てる参加者に言うことかな、こっちに不満をぶつけられても、とずっと心のなかで思ってた。やると決まったんだから、楽しい思い出になるようにお互いがんばろうよ、と。
もちろん、言うべきことはちゃんと言うことは必要だけど。

人手不足の影響かと思うけど、そしたらツアーの人数絞るとかやりようはあると思うし、仕事として引き受けてやってるのであれば、せめて無駄に不快感を与えることは言わなくて良い。それよりコツとか後どのくらいで給水できるかとか知りたかった。

後ろのガイドさんの声で、ここは注意すべきとこなんだな、コツはこういうことなんだな、などを知る体たらく。

他のガイドさんがどうだったかはわからないけど、声が聞こえてきた範囲では、やけに自分語りしてる方などもいて、それはそれで疲れるなと感じたり。
相性あると思うので、ガイドさん選べるツアー会社なら、口コミなどを良く読んで、自分に合いそうな人を選ぶと良いと思う。

とにかく、なんたかんだと縄文杉まで行けたし、怪我なく無事に帰ってこれたことには感謝してます！

翌日の白谷雲水峡のガイドさんは、参加者全員の名前をすぐ覚えて話しかけてくれたし、そういう配慮ができる人だから色々注意してくれたのが良かった。

参考までに、縄文杉ツアー1日約12000円（レンタルなし）、白谷雲水峡半日約7000円。

#屋久島
#縄文杉
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